Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

夏休みで終わらせるな生き残れ

どもKENTEKOです。

 

夏休みだからなのか、若い子のバイク乗車中の交通事故が目立つ気がします。

18歳とか20歳22歳とかの本当に若い子がバイクの交通事故で亡くなる悲劇。

 

家の近所の交差点でも結構前に若い子が乗るバイク(直進)とこちらも若い子が乗る乗用車(右折)の事故があり、免許更新に行った時、そこの事故詳細のパネルが置いてあったので、どういう状況だったのかを知る事が出来ました。

事故現場となった交差点には、今もお盆の季節になると新しい花束が備えてあったり、花壇が置かれていたりして、きっと親が我が子の為にやっているのだと思います。

私は親になった事がないのですが、子を亡くす悲しみは想像を超えると思います。

 

 

二十年以上前ですが、私も右直事故を経験した事があります。

私はバイクで直進、相手は自動車で右折の状況。

対向車を走っていた自動車は右折をする素振りもなかったのですが、急に右折を開始。

私はアクセルを軽く捻り加速しかけていたところだったので、加速中に回避行動をする状況になったのです。

右折を開始した自動車は私に気付いて、私が進行する車線を塞ぐ様な形で急ブレーキをかけたのでした。それを避ける為、急ブレーキ。

フロント過重がかなりかかった事で、リアタイヤが浮いていたと思います。

前輪だけで走行するジャックナイフ状態でかろうじて左側に避けたものの、その先には砂利が溜まっていて、フロントタイヤ一本で走っていた私はあっさり転倒。

幸いバイクと私は即座に分離し、バイクは横滑りしてガードレールに衝突。

こんな状況。

 

当時のバイクはスズキ GSX-R1100(当時でも珍しい89年モデル、90年から倒立フロントフォークになったんので、微妙に不人気車でした)。自分とバイクの慣らしの途中での出来事。

修理代が50万くらいになると言われたのを今でも覚えています。

購入価格より高かったんで(笑)

 

私のこれまでのバイク人生において、現時点で一回あった事故。

幸い軽いムチウチで済んだのは幸いでした。運が良かったとしか言えない。

それから私はバイクの乗り方というか、意識を切り替えていく事にしたと思います。

 

当時読んでいた東本 昌平(はるもと しょうへい)さんのマンガで、どのタイトルどこのシーンかは覚えていませんが「生き残ってしまった」というセリフがありました。

そのマンガは、バイクで走りまくるというよりは、色々なキャラの人生にどうバイクが関わっていたのか、いくのかを描いたマンガ。

このセリフには納得するところと”そうでないといいな”と思う相反する気持ちがあります。

押しつけがましくてもいかんので、色々思うところはあるのですが、安全運転でひとつしかない自分の命を楽しいバイクで散らさない様に、しっかり守っていきましょう。