どもKENTEKOです。
今日は久しぶりに甥っ子たちと食事をした。
上の甥っ子は中学一年生。
最近少々成績が下がってて下から何番目という感じらしい。
母親である妹は口が悪く直情的なので、ストレートな物言いで甥っ子の事を泣かしてしまうのだと母から聞いた。
そして成績が悪いので塾に行かせる金が勿体ないという事で、塾も行かなくなったとのこと。
母は甥っ子を助ける目的で、妹自身も成績が悪かったんだと甥っ子に話して慰めようとしていたが、それは逆効果というか、親の権威を失わせる行為なので、私はその方向の話になりかけると話題を変える様にした。
そして私は甥っ子に伝えるのだ。
お母さん(妹)は甥っ子の事を考えていない訳ではないこと。
本当に何も想っていないのであれば、一切何も言われないがそうではないこと。
言い方が下手くそなだけで、奮起させる為に言ってるんだと。
甥っ子自身、自分の成績についてはまずいと思っているらしく、自ら夏期講習に行きたいと言い出したが、妹からは却下されたのだと。
たった十四歳の人生経験では、もうどうしていいかわからなくなって、ポロポロと涙を流して泣くのだと。
そんな話を時々聞かされる私としては胸が痛すぎて死ねる。
今日一緒に食事をした帰りの車中で「塾に行きたかったら叔父さんが金出してあげるから」と伝えた。
それを聞いた甥っ子はポロポロと涙を流して泣いていた。
「〇〇ちゃんはやればできる子だから」
「いきなり無理して上位を目指せとは言わない、まずは真ん中を目指せ」
「成績上げて親を驚かせてやりな」
「人生100年時代のたった14年。諦めるには早すぎる」
「俺は〇〇ちゃんを信じてる」
などなど、思い付いた順に言葉をかけていった。
とにかくネガな事は言わず、純粋にこの子が幸せになって欲しいという一心で。
勉強が出来る=幸せでは無く、やってみたいと思った事が出来る事が幸せ。
甥っ子も希望が叶って幸せ、私も甥っ子が喜んで幸せ。
ちょっと古いがWIN・WINの関係なんじゃなかろうか。
世界を変える事は出来ないが、これからの世界を作っていく自分より若い命を輝かせる事は出来るかもしれない。
この内職無職のおっさんの金が役に立つのであれば、この投資は悪くない。
自分がバイクを買うのはいつでもいいが、甥っ子の義務教育間の一年一年は取り戻せない時期だから、私の資金の使い道が決まった瞬間であった。
本気でやってよかったと言えるお金の使い方かもしれない。
母は「出世払いでいいから」とか言ってたけど、本気では言ってないわな(笑)
出したお金が返ってくる事なんか期待していない。
「それよりも成績が上がったよ」と嬉しそうに教えてくれることが欲しいと思う。
そんな事がありましたとさ。