Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

父の車売却

どもKENTEKOです。

 

私が引き継ごうか迷っていた父の車ですが、売却することにしました。

父が「そうする」と言ったことと、少し先で親戚の伯父さんの車を引き受けることになると思うと言われ、そっちの車の方が走行距離も少なくていいのだとか。

 

ちょうど売却の査定をしているときに、上の甥っ子がうちの隣の同級生(幼馴染)と晩御飯の食事に行くとやってきた。

「爺ちゃんの車、もう売ってしまうんだよ」と言ったら「もう?今すぐ?」とびっくりしていた。

 

甥っ子が物心つく前から乗ってた車だから、爺ちゃんの車はコレという思い出の多い車である。同時にさらに瘦せてしまった父を見て甥っ子は、もうわんわんと泣きはしないがポロポロと涙を流す。手で涙を拭いながら、口を少しへの字にし耐えている感じだった。

こちらもそれを見て「そりゃ寂しいよな」と複雑な気持ちになった。

その後、父が「小遣いやるわ」と言いだし、甥っ子は「いや、いいよ」と言っていたが、私が「貰っておきな」と伝えた。

甥っ子は丸めた札の束を持ってたので、結構貰ってたみたい( ´艸`)<ヨカッタネ

 

父にとって初孫で、赤ん坊の時に家に来てから一緒に暮らしてた家族。遠慮は不要だ。

この先起こるであろう父の死も、甥っ子の人生において何かしら成長の糧にしてくれたらいいと感じる。私だってそうだ。

それでこそ、順当に逝く者が喜ぶ事なんじゃないかと思う。

 

肝心の売却額は、0円でなかっただけでもいっか、という結果だった。

走行距離も10万キロ以上いってたのでね。