どもKENTEKOです。
こんな記事。
名古屋市中区で発生した、電動キックボードのひき逃げ事件。
犯人が逮捕されましたね。
初期情報だと20代くらいの犯人とありましたが、実際は44歳だったみたい。
んで、無職で無免許という最悪の相手。
犯行に使われた電動キックボードは免許が必要な区分のものだったらしく、犯人は「免許が要らないと思ってた」とのことで、乗ってたのは『一般原動機付自転車』に該当するものなんだと思われます。
私もキックボードについての法令を完璧に把握している訳ではないのですが、定格出力(モーター出力)が0.6Kwを越えるか超えないかで判断し、0.6Kw以下であれば『特定小型原動機付自転車』となり、免許は不要。越えれば『一般原動機付自転車』となって、免許が必要だということらしい。20km/hの速度を超えるかどうか。
うちの様な郊外の準田舎町では、電動キックボードを見かけたことはないな。
これだったら電動アシスト自転車の方がいいと思える道路環境なので。
今回、何が問題かというと、そもそも一般原動機付自転車の分類に該当するものなので、ナンバー取得が必要であるということと、自賠責保険(所謂強制保険)の加入が義務付けられているということになるのだが、免許が要らない乗り物として認識していたということは、無保険であるということになるだろう。何か別の保険に入っていたとしても、法令順守の上での事故ではないため、保険金が出るかどうかも怪しかったりする。
ただ被害者救済が最優先であると思われるので、被害者側が何かしらの保険に入っていれば、そちらから優先的に支払われることになると思うのだが、これもそういう日常生活での事故を想定した特約に入っていればの話だが･･･。
調べてみると、相手に支払い能力が無い場合、政府の救済措置があるみたい。
被害者の方が最悪泣き寝入りはしなくていいみたいなので、これはひとつの安心材料ですね。
