Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

新しい資本主義実現本部事務局

どもKENTEKOです。

 

 

『新しい資本主義実現本部事務局』

予算1008億円

 

www.cas.go.jp

「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトとした新しい資本主義を実現していくため、内閣に、新しい資本主義実現本部を設置しました。
 新しい資本主義の実現に向けたビジョンを示し、その具体化を進めるため、新しい資本主義実現会議を開催しています。

引用:新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議|内閣官房ホームページ (cas.go.jp)

 

定義として「成長と分配の好循環」が”新しいこと”なのであれば、その逆の悪循環が”古い資本主義”ということですよね?

今ある公金チューチュー天下りヘブンは、まさに悪循環の典型だと岸田は言ってるわけですか。

 

そもそも資本主義って何?ってことなんですが、

WIKIでは、

資本主義は封建主義の後に現れた体制である[6]産業革命および、アメリカ独立革命フランス革命等の資本主義革命(市民革命)によって確立された[6][7]。資本主義は、一切全てを商品化していく「市場システム」であり、かつ、諸々の近代国家蓄積競合をさせる「世界システム」でもあるという[8]。その主体企業であり、これが物財サービス生産流通させている[3]。構造的には、資本(としての生産手段)を私有する資本家が、労働者から労働力を買い、それを上回る価値のある商品を生産し、利潤を得ている[6]

引用元:ウィキペディア

 

多くの人が、会社や資本のある個人といった組織などに所属し、労働力を買ってもらい、それを給料という形で貰うルーティンの中に組み込まれている。

簡単に言うと、それが資本主義。

大きな資本(資金)の傘下で、生活するためのお金を得る経済世界。

そんな関係性の中、労働力の買取り金額が適切ではないという状況が悪循環で、労働力の買い叩き、デフレ状態がバブル崩壊後から30年余り続いたと言われている。

まぁ悪循環っすな。

 

そんな中で、新しい資本主義論。

2021年の出された緊急提言の中では、

現在、世界各国において、持続可能性や「人」を重視し、新たな投資や成長につなげる、新しい資本主義の構築を目指す動きが進んでおり、我が国がこの動きを先導することを目指す。

とある。

持続可能性については、きっとSDGsに基づくことなのだろう。

ま、現実世界で、この取り組みができるのは、余裕のある大企業だけですけどね。

 

2030年までによりよい世界を目指すとか言ってるそばから、海外では戦争、紛争しまくりなんですが(;'∀')

 

究極的なことを言うと、バブル崩壊以降で日本政府が経済活動に絡もうとすると、結局何も改善しないどころか、いつのまにか関連する利権が構築され、税収だけでは足りない資金の飢餓状態が起こりがちってこと。

規制緩和もしなくていい部分ばかり着手して、価格崩壊を起こすことばかりでさ。

昨今の人手不足なんて最たるもので。

 

 

「新しい資本主義」という文言に踊らされそうですが、単に歴代内閣の失敗を呼び方を変えて、正しくあるべき姿に戻そうとしてるだけなんですよね。何も新しくない。

 

まぁ、新しいと言えば、政府が税収を民間企業の売上みたいに認識して、『過去最高税収!!』とか国民に向かって喧伝しちゃうところとかね。

民間から回収した資金の額が過去最高ってヤバイよ。

可処分所得増えてないのに、どんなけ増税してんだよって話でさ。

 

国民や多く政治家(ふみきゅんも含め)が勘違いしていることが、集めた税金は一旦政府の銀行口座に入れておいて、次使う時に引き出すみたいなイメージでいるけど、そういうことではないみたいなんよね。

なので、キッシーが集め過ぎた税金を還元するといった傍から、財務大臣が「もう使っちゃったよ」ってコント状態になるんだよね。

腹芸の政治家稼業なんで、因果応報なんだけどさ。

 

いずれにしても、自分のことばっかの政治家が国家のトップでやってる限りは、おかしなことばかり続くと思うわ。

 

政(まつりごと=祭りごと)を疎かにしちゃうのは、私も含め、今の日本人は結構ヤバイ段階にきてると感じるのよ。

 

我良し過ぎて、しっぺ返し食らいそう。