Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

日本人は野心家

どもKENTEKOです。

 

日本人が、なぜこうも色々な事柄について悲観的になりがちであるのかをネット民たちが意見を出し合っているのを見てて、ひとつ出てきたフレーズがありました。

 

それが『日本人は野心が強すぎる』

というセリフ。

 

高度成長期の頃から出てきた、所謂『三種の神器』などは、感覚的に絶対欲しい物といった位置付けにされていて、勤労精神爆発により、多くの家庭で採用されてきたものですな。

三種の神器 (電化製品) - Wikipedia

 

思えば私も、働いていない年齢時代からも『欲しい物』というのはあって、何とかしてそれを手に入れる方法を検討してみたものです。

※結局収入もないので、手に入れることは叶わないのですけどね(笑)

そんな思いを結構長い期間引きずってきたと思います。

そもそも、それが経済活動の原動力なんですよね。

「より豊かに」が、心のどこかにあって、常にそれを思いながら働いてお金を稼ぐ活動の源。

 

手の届く範囲の野心があることで、我々は大なり小なりの過酷な労働にも耐えてこれた気がする。

そして、現代でもそういった感情がゼロになった訳でない。

 

よく取り上げられる時は、尖った部分を扱いやすいので、欲が無くなったとか仙人の様に生きる人とかを取り上げがちであるが、実際はそんな人は多くないと思う。

一時的に憧れたりするが、大半は実行に移さない。私もその一人である。

 

多くの人が、腹の中に「もっともっと」を貯め込んで活動をしている。

その最先端が政治家であろう。

彼らの醜態を毎日強制的に見せられるのが、現在の日本人の日常である。

政治ニュースに書かれるコメントで「もう顔も見たくない」という内容もよく見る。

しかし、そんな野心丸出しのヒューマンコメディー(魑魅魍魎の世界)を見ていると勘違いすると、一番醜い世界を見せてくれることで、自分だけは真っ当に生きていこうと心に誓えるのかもしれない。

[rakuten:book:12884889:detail]

[rakuten:book:20395136:detail]

 

「世界が終わる~!!」と連呼しながら、肝心な情報は有料会員しか視聴できないとか、慌てて有料会員になって、情報を知ったことで自分だけは生き残れると安堵すること、それもすべて野心だよなぁと思ったり。

[rakuten:rakutenkobo-ebooks:19365348:detail]

 

地獄の沙汰も金次第と昔から言われていますが、金というものに期待を持てない今の日本は、これからどうなってしまうのでしょうかね。

無職のおっさんは、何がどうなっても楽しく見守ろうと思うのでした。