Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

現場では、責任のなすり合い

どもKENTEKOです。

 

詰め先の輸送計画は、ちょくちょく甘い計画が設定されることがあります。

 

ここでいう甘いというのは、”完了までにかかる時間の読み”が甘いということ。

多分行先の距離などで算出されているだとは思われるのですが、単に移動時間しか考えられていないことが多く。

そうなることで、次の予定担当から「まだ戻ってないんですか?」と詰められることがある。

これはたまにしか自分を利用しない方に多く見られる傾向。

利用頻度が高い方は、あらかじめの余白時間をちゃんと取ってくれている状況。

 

甘い予定では、取りに行く先の状況確認がされていないことがほとんどで、行ったはいいが「積む物が無い」ということはしょっちゅうで、何も積まずに帰ってくるハメに。

ただ、そんなことでは特に怒りも沸きませんけどね。

物があろうが無かろうが、動かしてキャンセルの場合、キャンセル料が発生する軽貨物とは違い、常駐で使いたい時に使うインフラとしての設置なので、無駄に動かすことへの意識は低めなんだと感じます。

お客様の意向なので、文句も言わずいつも「そうなんですね~」と笑顔で対応しておりますよ。

そういう日は、そんな私に申し訳ないと思ってなのか、急に残業必須の時間帯からの中距離輸送を指示してくることがありますが、それは本来ノーサンキューです(笑)

 

 

詰め先は超大手さんなんだけど、担当者がそれぞれがやることが多すぎて、明らかに手が回っておらず、それに下請けドライバーが翻弄される構図が。

そして、色々トラブルが起こった後に、詰め先の社員同士で責任のなすりつけ合いが。

こちらは事故や渋滞、車両トラブル以外では遅れる要素は少なく、昼休憩返上で走ったりしているので、遅れる原因は『甘い計画』と『現地での荷役遅れ』しかないのだ。

特に気を遣うこともなく「〇〇での積み込みが遅くて」とか普通に伝えちゃう。

そうすると「またアイツか~」と、自分が原因ではないことにホッとしたのか、出てきた人物のことをことさら言い出す。

「この顛末は、アイツが原因なんだよね?」と確認も同時に(笑)

 

ただ、こちらにはその様に言うだけで、実際のところ当人同士で話し合ってないんだろうなって。どちらかというと、担当者の「俺の所為じゃないんだよね?よかった。」という確認の意識が強いと思う。

そうした相手をディするセリフは、ドライバーへの”ガス抜き”のつもりなんだろうけど、別にこっちはいちいち覚えていないし、心を揺さぶる的な情報は不要である。

 

依頼品を指示通りに届けたり引き取ったりして、何事もなく拠点に帰ってくるのが最大ミッションなんで、どこのだれがとかは本当にどうでもいいのである。

運転に集中させてくれい。

 

そんなガス抜きに気を遣うよりも、次上手くやるためにはどうするのかを考えた方がいいよ、とはいつも聞きながら思っている。

 

今は燃料も高い、無駄に走っても請求はいくんだからさ。

あれだけ大きな会社だし、そもそも担当者が自腹で払う訳じゃないから、無駄に車を動かすことも適当なんだろうけどね。

それ用の仕組みを入れない限り、治らないでしょうな。