年金の現実ってやつ

どもKENTEKOです。

こんな動画を見てました。

コメントで、一人目の女性に対する当たりが結構強くて(笑)

典型的な「自分以外が儲けるのは許さん」的思考か。

要約すると、若い時に稼いだお金で船を何度も買い替えたりして、今はお金が無くて年金受給額も少なくて働いている状況。若い人にはもっと働いてもらいたい、という事を言ってたんだけど、それについてその若者と思われる方が反応をしてる感じ。

そりゃ単に「もっと働け」とだけ言われている状況であれば、「何言ってんだ！！」となりますわな。

でもね、この人の言ってることは確かに反発を買いやすい内容だけど、やってきたことは好きな事で経済を回していることに他ならず、自分だけが金を貯めこむことではなく、欲しい物にお金を使うことで、そこに関わる企業、従業員、その従業員の家族にお金が回る様にしてきたという事になると思うんだよね。

それは決して非難されることでは無いから、本人は至って堂々とそのことを言ってのけているだけで。

例えば某2Ｆ氏が、疑惑のキックバック金50億円を地元企業の製品、商品、サービスに使ってきたということで、地元の経済循環が目まぐるしく回ってきたというのであれば、地元からの支援が強いのは当然の帰結になると思うが、その金を単に自分の懐に入れたというだけであれば、それは死に金である。

地元の経済発展に何も寄与しない金になってしまっている状況であれば、それは怒っていいと思うのだ。経済循環を止めるなと。

そもそも使えるお金の量が多い人に「お金を使うな貯めろ」とアプローチするのは、巡り巡って自分達の首を絞めることになっていくだろう。

私が新卒入社で入った会社の先輩社員から言われたのが「自分達の給料はお客様が払ってくれているんだよ。それを理解しておくと仕事をする目線が変わってくるよ。」って。

何もわかっていなかった学生上がりの私は目から鱗だった。親にも教えてもらわなかった視点で、実際に考えてみればそうだと。

もうひとつの視点としては『若者と高齢者の分断工作』の可能性もあるってこと。

(経済的に)弱い若者代表みたいなフリをして、高齢者と敵対するような内容を書き込むということも結構行われているみたいなので注意したいですな。

それをしておくと、根本原因である方々に視点が向かないという構図。

根本原因って、今の政府運営や経営者サイドですな。

若者が苦しい現状は環境を作っている方々の思考の方向性がマズイ訳で、そのマズイ方向性で儲けを得られる仕組みが作られている環境の問題。

安価な移民労働者をもっと受け入れたいとか、最たる発想。

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