どもKENTEKOです。
物置の整理をしていますと、奥の方からガラスケースに入った人形が出てきました。
ひとつは私の五月人形、もうひとつは妹のひな人形。
妹のひな人形は、よくある男女の殿様、姫様タイプではなく、性別不明の子供っぽいサイズの二人が立って袴の色が紺色と橙色で分かれているので、かろうじてひな人形なのかな?って感じのもの。
これを祖父が買ってくれたってのは、なんとなくだけど覚えていた。
祖父の孫たちの中でも、一番最年少なのが妹。
しかも女の子ということで、すごく優しくしてくれていた記憶がある。
妹は小さい頃、祖母が買ってくれた市松人形が怖いとか言ったりしてて、日本人形が苦手な感じだった。
今日家に来て、その出てきた人形を遠巻きに見てた時は「なんか怖い」とか言ってたけど、近付いてよく見てたら「かわいらしい」とか言って触ってた。
それを聞いて人形を見たら、なんか久しぶりの再会ができて嬉しそうな表情の印象を受けたね。
そもそも、妹を怖がらせる目的で買われてきたものではないので、今は亡き祖父母たちの愛情が通っているのだと思う。
とっくに成人して、妹は自分の家庭を持つ身になったところで、成長を願う人形たちの役目も十分果たされたと感じる。
どこかのタイミングで人形供養をしようと思った。
調べると、近所に引き受けてくれるお寺さんがあったので、ぼちぼちとそちらも準備しようと思いまっす。