どもKENTEKOです。
病気になり食べられなくなった状況でも意識だけはハッキリある父の状況。
こういった生活になる事が予想された際に作成した『体質改善十ヶ条』。
その中にある「軽めの筋トレを実施する」は、ほとんど実行されることもなく、ただただ痩せていく。
物が食べられない気力が出ない動きたくない、という流れは理解できるのだが、そもそもの”運動習慣”がないというのが、一番の難関である。
それを問うても「昔は肉体労働で~」と昔話をしている訳ではないのだが。
筋量が落ちているので「体温が低下している状況かも」と聞くと、「俺は体温は高いほうだ」と計測もせずに。
こんなやりとりをしていくうちに、時は進んでいく。
そりゃ過去は製造業に従事し、仕事をする事が運動みたいな状況なのはわかるが、その業界から身を引いて結構経つし、一年前くらい前にはさすがに少し落ちたが若い時と同じ勢いで食事をするといったことは続いていた訳で。
さすがに肉体の錆といえる加齢が加わって、ついに破綻をした。
その錆に抵抗するため、筋トレから出る成長ホルモンとの相乗効果を期待してのことなのだが、運動習慣の大切さをかなり感じた。
今はまだ家の中で動けてはいるが、足に筋肉もゴッソリ落ちてしまっているのを見て、このままだと寝たきりになるぞと戦慄した。
家から出ずとも、腕立て、スクワットといったものでもいいのだ。
それを言っても「昔は~」、埒があかない。
いくら量を少なくとはいえ、このまま抗がん剤を売ったら体の抵抗力が少なく、命の危険もあるのではと心配になる。
人はいずれ死ぬ。
それはまぎれもない事実。
これからどうなるかはわからないが、どうなってもちゃんと受け止めていこう。