Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

軽貨物系ドライバーの矜持なのかな

どもKENTEKOです。

 

今年の四月頃、今の仕事がスタートするという際、暇をしていた私は今の仕事に一ヵ月短期バイトで入りました。

業務開始段階だったので、前任者はおらず手探りで進めていく日々。

 

そんな環境でしたが別部署の対応で軽貨物ドライバーとして入っているBさんが居ました。

Bさんに、そこでの活動方法(朝きたらどこに行くとか)などを聞いたりしていました。

始まってから目まぐるしく落ちてくる仕事に翻弄されている最中でしたが、Bさんに昼飯の取り方について気になったので聞いてみたのでした。

すると「昼飯食べてる暇なんかないよ~」とか「俺はほとんど休憩を取れていないな」といった、何かこう『地獄のミサワ』ばりの何か自慢みたいな回答で。

少しでも何か参考になることがあればと思って聞いてみたのですが、特に何も参考にできる事はなかった(;^ω^)

参考どころか「こうはなりたくねぇ~」と強烈に思うくらい。

流石に教えてもらった”昼飯は食べない”ではぶっ倒れるので、自然と隙を見て休憩を取るといった行動が身に付いていた。

 

そして時が数か月ほど経ち、また同じ仕事に復帰する事になり、今の同僚Aさんに同じ質問をしてみた。

そしたらほぼ同じ様な回答で「そんな時間はない」「昼飯なんてほとんど食べれない」という回答であった。※この間社内でご飯食べてるのを見たのは内緒だ。

 

すでに私は休憩の取り方については、独自の考えと方法に基づき実践しているので、聞けた内容を参考にしようとは考えてはいなかった。

もしかして私の身近に居る軽貨物のおっちゃんは、同じ様な考え方をしているのではなかろうかと思っての質問だったのだが、その読みは見事に的中(笑)

 

あとAさん、Bさん共に感じ取れたのが、”そんな状況でも働く俺ってかっこいいでしょ?”という自信あふれる感じにも似たものを受けた。

確かにそれくらいの勢いでやっていく気持ちは大切かもしれないけど、そんなんでは後進は育たないよね。

それを聞いた瞬間にドン引くよ。「辞めたい」って思うかも(笑)

 

そういう自己犠牲の気持ちで、昭和、平成、そして令和と経済を回してきたのかもしれないけど、キツイとかの理由で続けられなくなり、担う人が居なくなる典型である。

そりゃ屋内空調付、昼休憩時間がキッチリ決まっていて、社員食堂や格安弁当を食べられる環境に移った方がいいもんね。

 

人生の先輩ドライバーに、なんでそんな質問をしたかというと、経営陣から言われている先々ドライバーの管理仕事をするというところからの環境調査でもある。

社長に会うと、まず聞かれるんですわ「休憩取れてる?」って。

 

自分が新人ドライバーとなって不安に思う事は何か、改善できるところは何かといった事を今の時点で経験し、今後現れる新人ドライバーが不安にならない様、仕事の”メリ”と”ハリ”の部分を最初の内に教えられればと思うからだ。

そういう別視点の目標があるので、今のドライバー業務も前向きな気持ちで取り組む事が出来る。

 

ただ、今やってるドライバー業務は慣れるととっても楽で、いざとなったら離れたくないと感じるかもしれないが、それだと収入が変わらないので収入アップを目指すためにはいつか変わらなくてはならないのだろう。※そう言われてしまっているので(;^ω^)

 

軽貨物ドライバーも個人事業主なので、多少自分に厳しい面もあっていいかとは思う。

しかし人を使う場合には、ソレでは誰もついてこないので切り替えが必要である。

必要なのは初動のとっかかりにおける不安感の払拭で、時間が経てば各々が自分の裁量の中で色々決めていくんだと思う。実際自分も今は自分の裁量でやってるからね。

 

そんな事を考えつつ、日々奮闘しております。