Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

事業主は基本ブラック労働

どもKENTEKOです。

 

こんな記事。

news.yahoo.co.jp

 

元受けのドライバー不足に加え、こぼれ落ちる仕事の引き受け人である軽貨物ドライバーも辞める人が後を絶たない現状がある模様。

 

一時、軽貨物ドライバーをしていた私ですが、今戻りたいかと言われると戻りたくないと考えてしまいますね。

 

まず『自分のペースで働ける』はありません。

基本はお客さんの希望に合わせる事になります。

朝早かろうが遅かろうが、それが希望なのですから合わせていくしかありません。

時々短時間で完了する仕事が終わり、まだやりたいなと思っても仕事が無ければそこで終わりです。

 

まだ色々な夢や希望があるうちは、それでもこれは夢への第一歩なんだと思う事が出来ていたので自分を騙せていいのですが、段々時間を重ねていくうちに出費と収入のアンバランスさに気付いてしまう訳です。

「あっ、これ儲からないじゃん」って。

これが続かない理由の最大要因かと。

サラリーマンとは違い、儲けに着眼していくととっても「割に合わない仕事」をさせられている現実に気付く。やる気は失っていく訳です。

記事の中にある、いくら稼いでも車の維持費、燃料代などで多くは経費で使ってしまい、収入はサラリーマンと大差ない結果。

これならサラリーマンの方が全方位管理しなくちゃいけない独立系軽貨物ドライバーよりもいいんじゃないかって。「はい、その通りです。」

 

案件の価格だけ見たら中々よさそうな印象を持ったりしますが、必要経費も全部含まれての内容ですし、そもそも相手に利益額を概ね決められてしまっている時点で不自由なんですよ。これだと独立して商売をやっているという感覚にはならないです。

 

独立していい感じになるのは、仕事があって人を雇って自分が経営者になった頃です。

それは『楽』という事ではなく、自分で仕事を回せてるなって自信がつく段階とでもいいましょうか。ただ、生き残りの為に色々な投資をしていく必要があるので、大変だけど充実してる感覚か。

 

自分が動く軽貨物は、労働時間の切り売りですからね。

”独立”とはカッコいい響きですが軽貨物の場合、全てのリスクを安い利益でやろうと思うといった感じの状況になりがちなので注意が必要ですね。

 

もし案件で『工場常駐』の仕事があれば、それを逃さない様にした方がいいです。

工場に常駐して敷地内や取引先へ運ぶ業務専門。

私は今これなんですが、始業終業(時々残業あり)もほぼ固定。

走る距離も大体把握できるので燃料代などの把握もしやすい。

工場合わせの休みに固定化されやすいので体が楽。私の場合は土日は休み。

以前の軽貨物の際も家の近くの工場に常駐する案件の話があったりしました。

すぐ申し込みましたよ(笑) 残念ながらその話は工場の会社でも起案段階だったみたいで、話は流れたみたいですが、そういった労力を求めているところはあるはずなんですよね。今の工場の取引先でも行くと「明日そっちへもっていかなきゃいけないんだよ、この忙しいのに」と聞く事があります。

そういうところに上手く入り込めればスポットだけど依頼もあるのかなって。

ちなみに私は運送会社の従業員なので、車の購入や燃料代、保険、維持費などまったく考えなくて良いので、その点では気が楽です。時間外分には残業代も付くし。

その仕事だけでの身入りは決して多くはありませんが、資産は継続的な投資で増やしていくつもりなので挑戦の日々は続きます。

 

宅配はキツイって、以前登録していた軽貨物会社の所長も言っていたので、世の中に必要なセクションではあるんですが、ノルマなく程々のところでやれる様になれば、変わるのかもしれないね。再配達はなしで(笑)

 

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