Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

どこにでもあるブルシットジョブ

どもKENTEKOです。

 

こんな記事。

president.jp

どこにでもありますね『クソのやくにも立たない仕事』ってのわ。

「これ、やる必要あんの?」を声高に言い続けてきた記憶が蘇りましたよ(笑)

 

昔、会議資料の作成で、そもそも『何』が見たいのかの定義付けがされていないフリー資料みたいになってて、上司に聞きにいっても「あんな感じ」や「そんな感じ」といった、ふんわりとした内容しか伝えられず。

 

連日夜中までかかって、必要な数字情報を社内サーバーの中から探したりしてね。サーバー内の管理基準もぐちゃぐちゃだったし、ファイル名もその人しかわからないネーミングだし( ;∀;)

で、そんな余計な苦労の結晶、出来た資料のダメ出しが。

そういうのが困るし嫌だから事前の擦り合わせで聞きにいったのに、ちゃんとした指示が降りてこない結果、人が大勢いる会議の場所でダメ出しとかね。

一気にやる気無くしたっけ(笑)

 

あと売り上げが直結しない部署で、適正販管費の整合性が取りにくい部署だってのに、妙に細かい数字を求められるんだよね。

 

商品を販売可能状態にするパッケージ加工の作業単価がいくらだとか、毎回出してたんだけど、報告してるこっちも、聞いてる側もきっと「?」だったと思う。

誰も突っ込まないんだもん。

で、いよいよの時に「この作業単価って報告必要ですか?」って聞いちゃった。

 

商材担当氏は「もちろん、必要だと思います」とは言ってたんだけど、あくまでも単価って、掛かった経費を作業数で割っただけの結果だから、そこを求めすぎても自分達でコントロールできない入荷物量だったり、パートさんが子供の都合で休んだりした人件費の減少とか、色々な要因あってのことでしかない。

その部署の運営コスト総額に異常性が認められれば、勘定科目ごとのチェックをするでいいんじゃないのか?という意味で伝えたんだけど、妙に作業単価に拘ってしまってて、話が先に進めなくなってしまった経験もある。

『手法』が『目的』になった瞬間。

 

といった感じで、根本的なところ「なんでこんなに経費がかかっているのか」を問われることが多かったのだが、そもそもの事業計画で上がってきてた生産数に満たない状態で推移したからだけなんだけどとしか答えようがなく。

上流から言われた生産数をクリアーできる様に、予算を組んで準備してた結果な訳だ。

 

その問題個所は、準備すべき商品の仕入れが上手くいってないという理由なのに、下流で待ち構えている部署を叱責する異常性よ。

それは本来、上流の仕入れ担当を鼓舞せにゃならんのに、言いやすいところに言って終わりの組織とか終わってる。

 

そんなのを繰り返して感じたのは、管理者が暇だから余計な仕事を沢山作って、無駄に忙しくしたことが実績だと錯覚させる手法だよね。

 

生産性向上って、いかに”やらないこと”を見つけて実行するかだけだと思うのよ。

人が動く=コストになるのが現場ですから~、余計なところにコストをかけないって、人の動きに無駄を無くすことなんよね。

やることがモリモリになった時点で、生産性は落ちてる。