Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

現状から、あのままコロナ融資を受けて続けていたら

どもKENTEKOです。

 

新型コロナ感染の現状について、一年前の今頃、ここまでの長丁場になると考えていたでしょうか。

初期の頃、インフルエンザ的に扱われていましたが、私はどちらかというと『スペイン風邪』に似るという説の方を推していました。

色々な対策を世界(日本を除く)はしてきましたが、どれも裏目に出ているというか、中々にしつこい感染症であるという現在認識かと。

 

経済回復も一年前あたりでは、現在の菅首相が考えているくらいの甘い認識で、一年後から経済回復だと意気込んで、コロナ融資を受けた経営者の方も多かったと思います。

かくゆう私もそうでした。

一年後返済に設定したところだと、この状態で返済開始が始まっているでしょう。

返済猶予の延長変更については対応してくれるみたいなので、延長申請をしたところも多そうですね。

 

 

 

 

久しぶりに店舗を見てきた

あれから四カ月少々経ち、久々の休日、時間もあったので、懐かしさついでに弁当店舗を見てきました。終業後なので前を通り過ぎるだけでしたが。

 

しっかりと色々変わっていました。

広告的な物が設置されていたり、配達車両も全て同型に変わってました。

どの車両を使っても、使用者事での得手不得手を極力減らす対策なのかなと思ったのと、車両が古い物を使っていたので、途中で故障する確率などを考慮すれば、当然の改善ですね。

全車に店舗名表示マグネットが追加されていました。

 

店舗には、無駄にデカイ羽目殺しのガラス窓があったのですが夏暑く、冬寒い最悪のデザインだったのですが、そこに広告兼目隠しのシースルータイプの超特判広告が貼ってありました。

業務引き継ぎの際に、「ここに目隠し目的もあるデッカイ広告貼ると目立って良いと思いますよ」という私の話に「そうですね!やります。」と即答してた新社長だったので、有言実行だと思いました。

 

パッと外観を見ただけですが、一目見て商売をやっている店舗らしくなっていました。

それを見て「やはりそうだよな~」って感銘を受けました

 

 

貧すれば鈍する

開業から辞めるまで、ずっと「金がない」「儲かったら〇〇を入れたい」が口癖だった元共同経営者代表の作っていた店舗とは、外から見ただけでまったく違う仕様になっている事がわかり、資金を使ってしっかりと店を作る事の大切さと意義を見せられた気がしました。

我々の時はハリボテ。今はお店感全開

 

我々がやっていた時は立ち上げ時期なので、なるべくお金を使わずに済む方法を選択してきたので仕方がないですけど、営業四年目の店舗の環境が立ち上げ時期とまったく同じである事はないよねって。何事も進歩がないと。

そして、店舗環境がこうなると、働く側の気持ちもきっと引き締まりますし、一番は店舗について、それ以上設備投資の必要が無くなれば、経費発生を考える必要が一時的ですが無くなる訳で、売上に対する固定費、変動費、そして利益の計算がしやすくなります。いつまでも、あれもこれも買わなくちゃ~の案件を残してたから、まとまらなかったんでしょうね。

 

きっとパートさん達から「あの人たちが経営者だった時は、こんな事で苦労してたのに」とか言われてしまってるとは思いますが、それも承知の上。

パートスタッフの皆さんが、より良い環境で働ける様になったのであれば、私は新社長に譲って良かったと胸を張って言い切る事が出来ます。

それが私の最大目標だったので、目標達成ができたという事になります。

 

 

 

 

軽微な設備投資まで惜しむと運気は逃げる

改めて思い返すと、私が辞めるまでの一ヵ月の間にかなりの設備が追加されていました。

防犯カメラ、入り口のマット類、下駄箱、タイムカード、テーブル、イス、パソコン等々、普通に考えれば当たり前の設備が、当たり前の様に揃って、自分達がやっていた時とは見違える程、ちゃんとしたオフィスの様相になっていってました。

それらの準備も、「金が無い」というマインドの元、ただ時が過ぎて行くのをじっと待ってたのが元共同経営者のマインドだった。

私は、元共同経営者が代表をやっていた時には運転資金管理について一切関与させてもらえなかった経営者モドキだったので、実際引き継いだ時にあまりにも杜撰な資金管理で驚愕したのも変な思い出。会社の口座残高が8000円になった時は流石に言ってきたが。

 

そんな変化を見て、店舗の”見た目”というのはとても重要だなと感じました。

闇雲に金を使えという事ではありませんが、ある時期において”当時のまま”というのは、経営者の心を曇らせる事になりそうで、そういう意味では運営期間四年目での経営者の変更というのは、あの店にとっては然るべき結果だったのかもしれません。

 

 

融資を受けてはダメだったのか

現状を見るに難しい判断ですが、選択としてダメではないと思います。

そのころにはワクチンも出来て、経済状況もある程度回復しているだろうというのが、大方の予測でありましたし。

私も会社売却の少し前に融資の審査が通過し、500万円を受ける事ができました。

使用の内訳は、創業融資の残り返済分借り換えで180万円を消化。

残った320万円が純粋な運転資金となりましたが、試算では2021年の営業利益▲180万円という試算になって、この試算通りにいったとしたら二年持たない事になっていました。そこでまた追加の融資を受けるのか?というのが、次の選択をどうするのかの最大要因になっていましたね。

 

元本返済は三年後の2023年からになりますので、それまでにどれだけの客数に増やせれるのかで考えていたのですが、これまで元共同経営者がヒーヒー言いながら営業して、増えた新規顧客の期待値では前月比2~3%の範囲となるため、かなり難しい戦いになる事が予想できました。

先々の資金の枯渇に加え、私の生活費獲得すらまともにできないという試算結果に、コロナ問題以前のビジネスの構造的問題が重くのしかかってきてた。

ちょうど私が考えていた撤退基準である「三年目で赤字だったら撤退」に合致していたので、自分が撤退するの方向で覚悟を決めたのである。

たまたま”運良く売れた”というだけであって、首の皮一枚で自己破産せずに済んだという訳だ。

仮に借金がそのまま残っていたら、今辞めようとしている仕事も辞める気すら起こさずに「そんな事より金だよ金!!借金返済!!」と夜勤構わずやっていたと思う。

 

 

何が正解かはわからないが

辛い経験も思い出に変わるというのは本当で、決して戻れない過去だからこそ、適当な視点で語る事が出来る。

並行世界の自分は、もしかしたら今でも弁当屋をやっていて、やってくる元本返済に向けて、必死に隙間営業を続けているかもしれない。

 

途方もない広さの宇宙空間に浮かぶ太陽系にある地球の上にいる一人間である自分の悩みなど、小さすぎるっ!!って時々思うと気が楽になります(笑)

やってもやらなくても、時間は平等に過ぎて行きますので、私はあの時やってたんだなという実績となり、経験が自分の力になります。

過去には戻れないので、前を向いて次にやってくる課題に向き合っていくだけです。

 

 

 

 

 

 

 

クソOJTを耐え抜いているから認められる?

どもKENTEKOです。

 

 

ここ最近、周囲の社員からいちいち何かを言われる事が無くなりました。

今私が何をしているのかについて、社員全員からの通りすがりチェックは相変わらずありますが、その場でやっておくべき事をさっさと片づけて、待機しているので何かを言われる筋合いは無い環境作りをしている事もあります。

 

というのも、『超』がつく程の長時間肉体労働に連日耐えている事や、一回適当に教えられた事を愚直に守り、そこから先輩たちの振舞いを真似して、多少でも効率化出来る様に動いてきた事などがあるそうです。

それを聞いて思ったのは「初日にしっかり教えておけや」という事だけ。

こっちもバカじゃないので、一回ちゃんと教えてくれたら、後は曖昧な箇所を確認しつつ、6割記憶で何とかやっていくわって。

と、今評価されても特に嬉しくないのは、そもそもこの作業に将来性を感じずにやっているので、やってはいますが作業時間は苦痛でしかありません。

しかもこういう作業やってる時の時間の遅いこと遅いこと(笑)

時間の流れが遅すぎる。

そんな文句を口に出しながら作業をしている訳ではないので、傍から見ると黙々と真面目にやっている様に見えるみたいです。

 

☆彡

 

退職の意向を出してから一週間、採用担当の方とようやく話が出来ました。

初っ端「今辞めるのは勿体ないよ」と言われましたが、一体何が勿体ないのかは理解できず。

「ずっとこの作業という訳ではないし」って、そりゃそうだろうけど、こないだセンター長から聞いた内容だと結構な期間この作業だぜ?

ここまでに二転三転してるから、こっちも話を100%信用して聞き入れる訳にはいかないんよね。

で、きっついこの作業があと数か月続くのかと考えたら、目の前が真っ暗になった。

多少でも学びや成長があれば違うだろうけど、毎日同じ商品を「重いなぁ~」と思いながらソーターのベルトの上に乗せる作業のどこに学びがあるのか。

中年になると、なかなか体の疲れも抜けないし、深夜に返って来て寝て当日の出勤直前まで寝てる生活には発展性のカケラもないよw なんか絶望してるもん。

もう少し先のビジョンを示してくれてたら違ってたかもだけど、時すでに遅し。

 

色々単に過酷な肉体労働を耐え抜く人員が一名居なくなるのはキツイのか?

私の体が壊れるが先か後かの話になってしまうので、丁重に「壊してしまってからでは遅いので」と伝えると、採用担当、センター長の体の不調箇所、手術箇所の自慢合戦が始まりました。_(┐「ε:)_

 

そういうのが嫌だってんだよw

 

 

 

 

 

 

 

クソの様なOJTという幻想の狭間で

どもKENTEKOです。

 

 

先輩バイトさんからの色々な雑務を教えてもらいつつ、庫内作業での基本的な立て付けをまったく教えてもらえないまま、一週間程が経過しました。

 

 

新人が放置気味となる理由は、

・現場社員が忙しく、新人教育に時間をかけている暇がないこと。

・教育役の社員が口下手(指示内容も一言程度でしか言わない)

・そもそも教育方針・手順が無いので、気になった時に声をかける程度で、フィードバックなども考えられていない。

・謎のカラースタッフ(管理職、社員、バイトで色分けされているが、どこにも属しない)なので扱いに困る。コミュニケーションしにくさに繋がっている。

 

ま、こんな感じ。

センター長との会話でも「こうする予定」という決まった内容は無かったみたいで、とりあえず入れてみて様子見的な思想を感じたのだった。

”共通目標は無い””共通作業”はある。ただそれだけ。

他称幹部候補(自称バイト穴埋め要員)への対応である。

 

「だったら幹部候補とか言うなよ」と思ったけど、冷凍倉庫は慢性的な人手不足なので人手確保が最優先されるのだ。

教育期間中の下積み作業習得は必要だとは思うけど、今は明らかにバイト不足の穴埋めをやっているだけに過ぎない。

それぞれの事情があるので仕方がないとは思うのだが。

あと、なんか日に日に人が減ってる気がするんだよね。

 

昨日、急に班長から「引き止めとかなかった?」と聞かれたが特にはなかった。

もし引き留められても、こちらが決めた日程以降は行かないのでw

 

 

それからも一切説明をされなかったのだが、大体の業務概要は分かってきた。

ザックリはこうだ。

全国の工場から商品が倉庫に届くので、2~4階に保管移動を行う。

午前中に全国の店舗から発注が入り、正午過ぎからトータルピッキング開始。

夕方からソーター仕分け開始。

同時進行でケースでは無いバラ商品の手仕分けも実施。

深夜に終了。

一階の倉庫番号ごとにまとめて一階へ。※一部二階で保管あり。

 

こんなのは、どこの倉庫業にでもある単なる作業導線の事だが、最初にこういう説明って必要だし重要だと思う。

これを知っているのと知らないとでは、庫内での動きにかなりの差が出るはず。

なんか分からない場所で労働に勤しむ。こんな労働環境では精神が病む。

とにかく金が欲しいと躍起になっている人には余計な事を考えなくて済むので、よいのかも知れんけども。

 

今はソーターの”投入”と呼ばれる流す側での作業をメインでやっている。

毎日同じ商品を触っているが、それだけ売れている証拠なのだから、やはり大型スーパーの販売力というのはとんでもないなと思う。

客が自らやってきて商品を買う為にお金を落としていってくれる。

宅配弁当屋をやってた身としては、それって最高じゃないかと。

 

そんな概要を誰からも教えられる事もなく把握したのだが、そういう事を先に教えてくれてもいいんじゃないのか?と本気で思いましたね。

「うちの会社はこういう事をやっている」って。

そんな時間も取れずにいるから、若いスタッフの社会人としての本質的な成長が出来ず、教育をお願いしたいとか言ってくるんだろうな。

願い下げである。それは会社が予算を使ってやるべき事であるから。

 

訳もわからず、いきなり現場作業投入後はほったらかし。

社員間の超絶上下関係。(同じ高校の学年違いが揃うとか、卒業生丸受けしてんのかな?)

先輩の時々思い出したかの様な指示も「あれ」とか「それ」では意味がわからんので聞き直す。

最初は「忙しいみたいだからしょうがないな」と気を使ってたけど、最近は「二度手間だから、指示はハッキリ正確に言えや」って素で思ったりする。

それを言わないのは大人の嗜み。

去る身なのでもうどーでもよいのよ。

 

現在進行形で働いている人にしてみれば、当たり前の事すぎて説明する気にもならないのでしょうが、新人にはそれすら想像も出来ていないのだから。

 

とにかく日本企業で独り歩きするOJTと言う名の放置プレイ。

新卒入社であれば、中々それだけで即辞めるという判断にはならないので、結局やっていっているというのが今いる社員を見てて感じた事。

それはそれで成り立っているので良いのだと思うが、私はあまり関わりたくない職場だと感じた事もあって辞める事にした訳で。

 

辞める一番理由は、”労働条件”が違うって事なんだけどね。

なんで夜勤やねん。

 

 

 

 

 

 

先輩風2号のおかしさ(色々な意味で)

どもKENTEKOです。

 

昨日、社員未満バイト以上の先輩風2号が居ました。

早速、新人イジメ的活動がw

 

ソーターの投入ラインのローラーの延長を行う際、下にジャッキみたいのを咬ませます。

その延長ローラーがが外れない様に、商品の結束に使われていた捨てるPPバンドで締め付けるのですが、2号が「巻き方が甘いと思う」と言ってきました。

それを聞き、だったらあと2、3巻き追加するかとやっていたら、2号が巻いていたバンドが千切れました。

その千切れたバンドを私に見せてきて「ほら」とか言ってきたのですが、そのバンドの強度については、私は関知しない部分なので無視(笑)

”巻き方”が甘いのと持ってきたバンドの強度が弱いのと何が関係あるのでしょうか。

そんなことまで対応していたら、

2号「今日出勤中に道端の石で躓いたよ」

私「それはすみませんでした」に等しい会話が成立します。

 

”経営者は全ての事に責任感を持て”という意識があるのは知っていますが、私は今試用期間中の半社員です。

今は経営者ではありませんので、自分のあずかり知らぬところの事まで面倒見切れません。

 

もう無理やりマウント取ろうとせんでよろしい。

そんな暇があったら、さっさと作業が開始できる様に準備する事の方が優先されるべきです。

「生産性の悪いやっちゃな」と思いましたが、当然先輩ですので口には出しません(笑)

 

そんな2号も、作業が終わり、社員が集まる休憩室では弄られ役なんですから、その捌け口を私に求めているんでしょうかね。

色々な人を前に深夜アニメの事を力説してましたし。

迷惑です。

 

センター長は、私にこういうところの引き締めをお願いしたかったんだろうなと思いますが、やり方を間違えてしまいましたよね。

それはご本人も理解しているみたいなので、追及する事もありませんが。

 

ネタの宝庫ですなぁ。

長居は無用です。

 

 

 

 

大脱出 (吹替版)

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コロナ感染者が増加している会社の状況

どもKENTEKOです。

 

通っている勤め先で、コロナ感染者が急増中です。

一応フロアが違うので直接的な接触はないのですが、それでも共有部分(休憩室、トイレ等)は同じなので油断できません。

 

一応朝礼の際には、”マスク、手洗い、うがい”と三種の防止方法を伝えているのですが、あの場所での”うがい”は余計に感染しちゃいそうなのでやっていません。

各入口にあるアルコール消毒を徹底し、余計なおしゃべりはせず静かに過ごす。

仕切られた狭い休憩室にはいかず、なるべく広いフロア内で小休憩を取るなども。

しかし冷凍倉庫なので、フロアで休憩って寒いんですよね。

どうしても暖房のある休憩室に集まって来ちゃう。

 

でも、今居るフロアーでは、見るからにゴホゴホやってる人は居ないが、無症状感染者は居るかもねと思うと、自分もとっくに感染してる可能性はあるかもと思う。

少し前に、寝る前とかに咳が良く出たし胸もちょっと痛かった様な。

ま、気のせいだと思うが。

 

家の外ではずっとマスクしてるし、手洗い消毒も徹底している。

人ともあまり話さない生活でもあるので、もし自分が感染していても、うつす危険は少ないのではないかと考える。

 

業務柄、全国からトラックドライバーがやってくるので、感染リスクも必然的に高まっていると思う。

こんなリスキーな職場で、やってる対策はずっと一緒という事で、個人でやれる事は限られているので、なるべく感染しない様に、注意していかないといけませんね。

少し前は隣町で感染者が程度の距離感だったのですが、今は上の階とか下の階といった身近すぎるところで、しかも出まくっているので時間の問題だなと思います。

こういったタイミングで、この職場を抜けるのは天命なのかもしれません(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社〇〇に参加している一個人として考える

どもKENTEKOです。

 

 

皆さんは、日本の終身雇用制度がアメリカから輸入された制度だって知ってましたか?

私は恥ずかしながら、このあいだ知りました。

 

アメリカは終身雇用制度でした、戦後復興期に日本がアメリカの豊な生活を見て、それに倣う形で取り入れたのが『終身雇用制度』だったのです。

その後、日本の急激な成長に押され、アメリカでは1970年ころに『終身雇用制度』が崩壊し、『成果主義』に向かったという流れ。

 

日本は現在、過去のアメリカと同じ道を歩んでいますね。

ただ、日本は保守的思考が強すぎて、中々そちらへの移行が進んでいないというのが実情みたい。

その一環のひとつが、同一労働同一賃金であったりする。

 

終身雇用制度崩壊の動きは、各企業が行っている早期リストラなどを見れば、確実に進んでいると感じる。

となると、個人の意識を変えていかないと間に合わないこともある。

 

どこかの会社に所属しているという事は、その会社の事業プロジェクトに参加しているという意識でいる方がいい。

 

 

 

 

◆プロジェクト参加としてみた場合

私は試用期間中で退職を決めたが、その会社では私が参画して実績を出す事が出来るプロジェクトが存在しない(厳密には、下積み数年後に幹部という遠回りの道しかない)、私の現時点の経験やスキルを活かす事は出来ない。

それを考えると、自分の専門性が高まらない作業に人生の時間を割いて、下積んでる場合じゃないと思えるのだ。

 私世代だと、転職回数に対する”ネガ認識”はまだ強めだと思う。

この認識は世代を追うごとに変わっていくと思う。

若い層ほど、それほどでもない。

 

 

◆『ライスワーク』か『ライフワーク』か

転職が、リストラにあいとにかく食い扶持を維持するためというネガなものから、

・専門性を高めるため

・収入アップを目指すため

・生涯の仕事を得る為

といった事を追求するために、同業業種間人流が増えていくかもしれない。

明確に『会社は社員を定年まで守らない』を打ち出している以上、働く側もそれなりの覚悟というか、認識で自分の人生の航路を決め続けていかなければならなくなる。

有限会社”自分”の経営者として、選択・決断の連続になる。

本来はいつもそうなんだけどね。

 私の場合、『ライフワーク』を探すのが仕事探しの目的となる。

 

 

◆今やっている仕事は現代の『蟹工船

今回、耳障りの良い『幹部候補』という名目で入った先は、現代の蟹工船でありました。

時間から時間へ、とにかく人を消耗品としてコキつかう事で成り立っている現場。

年二回の健康診断の理由は、社員の健康を気遣ってではなく、体を壊す仕事だからである。

 

また、作業内容を見ていて、全て”ロボット化”出来る仕事です。

倉庫から商品をピッキングしてきて、仕分けソーターに流す。

流れてきた商品をカゴ代車に積載し、出庫までの間の保管倉庫に移動させる。

これらは全てロボットで可能です。

すぐにではないにしても、それが出来る企業に仕事を奪われる可能性大です。

経営者がどう考え選択していくのかで、状況は一気に変わるでしょうね。

それが起こるタイミングが定年間際とかだったら最悪。

 

 

 

◆やっぱり体を壊す職場

 仕事の合間に私が辞める事を聞きつけた班長が話しかけてきました。

幸い社員同士は至って普通なので助かります。

班長も体の主に間接部分を悪くしており、色々騙し騙しでやっていると。

まぁ、そういう職場なんだという事が判ってよかったです。

 

 

◆放置はOJTとは言わない

一応然るべき人には、退職する情報が行ってるんだなとわかり安心しました。

しかしこれまでの他の人と違うカラーの姿については一切の説明はなく、謎の存在は変わりません。

基本放置で、現場スタッフの方に教えてもらいながらそこの仕事を覚えるという形で、まぁ時間も経てば覚えるのですが、大した事してないんだから、最初にしっかり教えるだけで、現地スタッフの苦労は大幅に減ると思った。

うろ覚えでもなんでも、事前に聞きかじっているのと、まったく何も知らないとでは、かなり違うと思う。

弁当屋の時、新規配達スタッフが放置OJT気味になってしまった時に、かなりの人数が辞めましたのでね。

 

 

◆スタッフ同士の仲が悪い

社員同士は(建前上)仲が悪くはないと書きましたが、社員-一部アルバイト、アルバイト-アルバイト間は違います。

そんなこんなで、底辺作業が底辺労働者を生み、底辺労働者同士でマウントを取り合う。

そんな中に、周囲にも私にも何の説明もなく投入され、消耗する毎日。

「この仕事(作業)に未来はあんのか?」と入った直後から自問していましたが、最近でた結論は『未来はない』

他称『幹部候補』(自称 現場作業員)で入った立場であるからこそ、ここの仕事の将来性には不安しか見て取れませんでした。

 

 

◆センター長と久しぶりの会話

クッソ忙しいセンター長なので、中々会えないのですが、流石に私が辞めると言い出した日には話し合いの場を持つ事が出来ました。自販機前で立ち話ですがw

聞くとセンター長にはなってまだ四カ月しか経っていないのだとか。

それを聞いて、それで「頼りたい」とか「助けて欲しい」とか言ってるのかと理解。

私の勘違いで最低でも四年くらいはやってると思っていたので、何か手伝う事があればね~と思っていたが、就任したばかりではそういう気持ちになるのも判るが。

ただ、私の中で結論は出てしまったので。

これまで格別な”期待”や”気遣い”をして頂いた事には大変感謝していること、しっかりと辞めさせて頂く事を改めて伝えた。

 

 

◆辞める決定をして

一瞬だけ「本当に良かったのかな」と思うところもありましたが、色々総括すると辞めて正解でしょう。

そもそもで、労働条件がいきなり違いますし。

班長とその部下さんたちの働き方を見てると、長時間労働の極みみたいな事をやっているので、それを見て「やっていきたい!」なんて思える訳もなく。

そして体も壊れるの確定みたいな結果を見せられれば猶更。

働いて給料貰って、仕事が原因での体調不良に医療費を払うサイクルって、一体何よと聞いてて思ったし。

そんなこんなで、一切の迷いもなく終われる。

 

 

退職の意向を伝えたところ

どもKENTEKOです。

 

本日、関係者様へ退職の意向を伝えました。

本格的に体を壊してからでは遅いですからね。

 

センター長はすごくいい人なので、「そんな状態になってしまい、申し訳ない」とまで言ってくれた。

で、出てきた提案が

『夕方18時から働いて27時まで勤務への変更だったらどうか。』

_(┐「ε:)_

 

もはや、私が夜勤のある求人を避けてきた意味ねーじゃん!!!

しかも深夜に突入していく変更提案て。

なんか優しい言葉使いで、単に人手不足の場所に入れたいだけじゃねーのかって疑いも持ったよ。

 

そもそもが日勤希望で応募して「それでいける」って言われて内定承諾したのに、いざ始まってみたら夜勤スタートなのも不満なのよっ(笑)

改善提案が、それを上回る深夜枠はアカンて~(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

まぁそんな感じだったので、退職の意思は固い事を伝えました。