Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

バイク受け取ってきた

どもKENTEKOです。

 

台風11号を警戒し店に預かってもらっていたのですが、直撃コースから外れたので新しい愛車(ZZR250)を引き取ってきました。

古いし不人気車なので安かった。

でも直近での販売価格を見ていたら、値上がってました。

こんな不人気車にも値上げの波が。

 

 

引き取りに儀の際、伝えられていなかった改修箇所の多さにビックリ。

作業明細

遠方なのでメールでのやりとりだったのですが、色々先方からサービス案件を出してきてくれたので結果的に購入する事にしました。

シート張替え、バッテリー交換、タイヤ前後交換をサービスすると聞いていましたが、実はそれ以外にも色々改修を受けていたみたい。

後でやろうと思っていたプラグ交換やエアクリーナー交換も入ってました。

長期不動車だった事が伺えるキャブ関係パーツ交換、前ブレーキパッド交換、後ブレーキパッドは交換していない表示になっているのですが書いてあるし、みたところ新品っぽい。やったなこりゃ・・・。

フロントフォークのインナーチューブ、チェーンも新品で、スピードメーターケーブルも新品になっておった。

パーツ代金と工賃だけでも結構な額になると思うのだが、全てサービスでやってくれた。

これだけの改修なので、納車可能連絡までにかなりの時間を要したのは言うまでもなく。こっちも急いでなかったので、お互いのんびりやってたと思う。

距離はあんまり走って無かったんだけど、それが逆に稼働するにあたり蓄積ダメージが大きかったんだなって感じる結果でした。ガソリンも腐るしね。

 

この車両は自分で維持&ブラッシュアップをする為に購入した車両。

ある程度の不具合は許容するつもりだった。素人メンテナンスは時間がかかる。そのため、車検といった期限付き支払い義務を回避する為に250ccの排気量とした。

車検に通さなきゃいけない時期に今バラしてて動けませんではマズイので(;^ω^)

 

 

久しぶりにこのサイズのバイクに乗ったけど、こじんまりしてていいなって思った。

昭和のおっさん体系には、2000年前後付近のクオーターバイクはサイズ的に乗りやすい。

エンジンは、キャブの荒々しさもいい感じ。ノーマルなんだけど結構いい音する。

こんな小排気量でもピストンの爆発する鼓動が感じられるバイク。

 

エンジンを回していくと振動減って整ってくる回転数がある。

本当はそこの回転を多用したいんだけど名古屋市内の道路は混みますので、低回転の鼓動を感じられる走行環境が多い。

右へ左へを走る走行はせず、車体と会話しながら「この時はこうする感じか」とか特性を理解しながら家路を走った。

ZZR250の操作感は、脳の海馬が覚えていたので30分も走れば、普通に走れる様になります。ブリッピングを入れたシフトダウン、クラッチレバーを使わないシフトアップ・ダウンとかもね(笑)

 

 

ここまでの人生でZZR250に乗るのは二回目。

一台目のワインレッド号は、買ったバイク屋の納車メンテが適当で、フロントサスが沈まないというトラブル付であった。

フロントサズが沈まないと、車体を倒し込むきっかけを作れず曲がれなくなる。

帰りの信号右折でやばかった。曲がろうとしても車体は立ったままなのでまっすぐ走っていってしまう。なので速度が出せない。原付程度の速度で右左折も基本立てたまま曲がるというバイクの醍醐味を封印した走行しかできなかったという辛い思い出のあるバイク。店が遠くて公共交通機関が未発達の場所だったので、また乗って修理に向かう事も出来ず、早々に値段が付くうちに売った記憶が。

 

もうかれこれ20年以上前に発売されたバイクなので、ところどころ錆ていたりしますが、こういうのも徐々に直しつつやっていこうと思う。

 

二年前、事業の赤字補填の為にバイクを手放す事になったのだが、今回「あぁ~バイク乗りたいな」と思った時に、乗れる環境ができたのはこれからの私の人生に潤いをもたらしてくれるだろう。

私にとって少し先の未来に”期待”や”楽しみ”を感じさせてくれるバイクとは、人生に欠かせないツールなのである。