Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

起業後、誰もが通る心の道なのか

どもKENTEKOです。

 

先日、恩師との打ち合わせの後、軽く世間話をしている最中に出てきた内容が、越えていかなければならない部分だよなと感じました。

 

その内容は、

・前の会社の部下達は元気にやっているだろうか。という懐かしむ思い。

・(私が)前の会社の人とまだ連絡を取り合っているのか。

・前の会社に相談してみようと考えている事があるのだが、ちょっと勇気が出ない。

といった部分でした。

私も陥っていた時があったので「その気持ち、わかります。」ってね。

 

 

前の会社の部下達は元気にやっているだろうか。という懐かしむ思い

昔を懐かしむこと自体は問題ないです。

まだ数年前の事ですし、記憶も新しいので余計にね。

昔の思い出というのは、かなり美しく補正されてしまうもの。

それを言われた時に私も「懐かしいですね」と合わせますが、もう戻れない世界に思いを馳せすぎては前に進む事への足枷になりかねない。

時々思い出す程度でいいかと考えます。

 

経験の引き出しを探る意味合いで思い出掘り起しであればいいのですが、事業が困難な時に、かなりの頻度で思い出補正がかかった昔の記憶が思い出されます。

それは後悔からくる思い出になるので、あまり良くはない。

浸り過ぎない様にしないと。

その思い出の中に出てくる登場人物の一人である私が仲間になっている事で、多少気持ちが和らいだり、ダメージ軽減のバフ*1になればいいと思います。

 

 

(私が)前の会社の人とまだ連絡を取り合っているのか

辞めてすぐくらいは引き継ぎもあったので、多少のお付き合いはありましたが、段々そういうのは無くなっていきますね。

結局のところ、いくら会社で仲が良かったとしても友達ではないのです。

一応連絡先は控えていますが、お互い特に用事がある訳でもなく、疎遠になっていくものです。それで一部の方は消しました。

 

私も人なので寂しいと思うところが無い訳ではありません。

よく言われる「辞めた側はいつまでも懐かしい仲間と思っているが、残っている側は辞めた人の事など思い出してはいないし、とっくに忘れてしまっている」って。

ま、そんなもんだと思えば、そういう寂しさも無くなるでしょう。

 

恩師と私の場合でも基本は、仕事での繋がりであり、友達ではなく仲間として関係構築。それが上手く行く方法の初手だと判っているので。

あくまでも初手として、その先において人生を語り合える存在になれたらいいなと思ったりもしますが、最初からソレを言い出すと共同経営時代の失敗を繰り返す可能性が高いので、結果的にそうなっていたが理想。

 

 

前の会社に相談してみようと考えている事があるのだが、ちょっと勇気が出ない

これは必要な備品があり、それは前の会社で捨てている(有償処分?)物なので、一部売ってもらえないかを相談したいが辞めた手前言い出せずにいる。という内容でした。

 

それを聞いて、かなり昔の話で、当時恩師と会う前の辞めた上司が私に言ってきた内容を内緒で対応していた時を思い出しました。

その人は特に悪びれる様子もなく私に色々お願いをしてきましたね(;^ω^)

 

今回は人に動いてもらうというよりは、外部取引として取引出来ないかの打診になるので、物怖じする必要なまったくないのではないかと伝えました。

それくらい利用してやんなきゃ。

 

言い出す勇気が出ないのは、恥をかく事を恐れてが大方の要素なんじゃないかと思いました。

起業して小さな会社の経営者をやるという時に、恥をかく事を恐れている場合じゃないし、人一倍恥をかけばいいと思っています。

 

私は恥をかきすぎて麻痺しちゃってますので、今ではあまり理解出来ない部分が出てきていますが、一部上場企業の役職者から関連会社の顧問になり、順風満帆とまではいかないまでも、直近まで先生扱いされてきたところ、先日の商談みたいに上手くいかない状況の連続だったり、足元見られての契約など実際のところカッコなんてつけてられないのです。

 

これからやろうとしている商売、また世の中のほとんど商売は泥臭く、売上を地道に積み上げていく世界。

その中で、粗利を高くし省コストで回して利益を出すを繰り返す仕組み考え抜いてやっていく事に心血を注ぐのだ。

 

☆彡

 

恩師が私が現在プー太郎で、若干の就労期間はあるものの約一年を無収入で過ごしている事に驚いていた。

「プー太郎です」と答える事に恥ずかしさもなく、むしろ誇らしいくらいに(笑)

それで、会う度に「大丈夫なの?」と驚かれる。私も驚いている(笑)

「今日明日ダメになる程ではないので」と笑いながら答える。

 

とは言っても、親に養ってもらっての無職期間。

実際のところは甘えていただけだ。

この一年をものすごく長く感じていて、体感だと三年くらい経過している感覚。

その間の内容が濃すぎたのかもしれない。

 

起業してフランチャイズをやった結果、数百万単位での損失を出したが、生活がひっくり返る程の損失を受けなかったのは幸いだったね。

 

結果的に、私は運がいい。

 

 

 

 

 

*1:バフとはゲームにおいて、自分の攻撃力や防衛力、体力回復力、移動速度などが上昇し、有利な状態になること