Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

いよいよ退職届の提出

どもKENTEKOです。

 

 

所定の書式となる『退職届』を預かり、先ほど書き終え提出完了。

これで晴れて解放の流れになると思います。

そして、辞める事については後悔は微塵もありません。

逆に、よくあの重労働を最後までやり遂げようと思ったよなって(;^ω^)

 

そしてその日夜、坂道を飛び跳ねながら登ったり、階段を駆け上り、四つん這いにもなって駆け上がる夢を見たりと、どうやら私自身のモチベーション、運気は上がっているみたいです。

 

 

 

 

 

 

先輩風2号の事故

先日、先輩風2号が現場で物損事故を起こしたらしく、センター長から原因の確認などをされておりました。

そして、その翌日に先輩風2号に代車を足にぶつけられまして。

昨日の今日でセンター長から「物を壊しているうちはいいが、人だったら大事だぞ」ときつくお叱りを受けていたすぐの事なので、本人が「あっ」と漏らしていたが、その事がすぐ頭に浮かんだので、軽く手を挙げて大丈夫である事をアピールしておきました。

ほんとだったら「お前何してくれてんだ!!」と怒るところですが、いつも叱られている人が、実際やってしまったけど庇ってもらえた事で、逆に効果的に作用するんじゃないかと一瞬で考えての対応でした。

別のフロアで見かけた時も代車を押してたんですが、私からかなり距離を置く様に意識している様に移動していたので、効果はあったみたいです。

 

まぁ次から次へとネタが尽きないですな。

 

 

 

久しぶりの先輩風1号

「生きとったんかワレ!!」といった感じで、先輩風1号を久しぶりに見ました。

彼は障碍者枠なのですが、社員以外現場で働く人はその事を知りません。

センター長の計らいみたいなのですが、一緒に働いてその事で周囲のバイトスタッフが誤解をしている事がちょくちょくあったので、気になっていました。

こんな感じの事がありました。

与えられた仕事に対し「やりたくない」とその作業場所からいなくなってしまう。

自分のやりたい作業の場所に行き、そこでやってた人を元自分がいた作業に勝手に送り込む。

そこで作業している人(最近だと私)に勝手に指示を出す。

状況が判っている人ならいいですが、判っていないので「何コイツ?」となる訳です。

現に他のスタッフが「ほんとこいつバカだな」とか言ってるのを聞いたりしましたので。

よかれと思っての計らいが変な方向になっているので、そんな人物を放置している社員の様子を見た他のスタッフが、さっさと動いてやるべき片付け作業をしないとか、何か変な事になってて、新人の私がそれらの片付けを全てやってる状況になってました。

 それをやりながら、これ私が居なくなったら押し付け合いになんのかね(;^ω^)とかも考えつつさ。

 

 

若い社員ばかりだからという勘違い

色々な問題がある現場ですが「若い社員だから」と管理職の方々は言ってましたけど、話を聞いて実際入ってみて、「色々違うよね」って勘違いが多く、過酷な現場だから少々甘やかす気持ちもあるみたいなのですが、それが現場において「締める時は締める」が成されない結果になってるのかと感じた。

社員それぞれは、与えられた仕事をしっかりやってると思う。

ただし、社員が目標とする作業結果までを現場のバイトスタッフに落とし込めていない。

結果的に皆が理解した上で動けない。

なんかいつも首をかしげながら動いてて、分かっている事までしかやらない。

社員から聞いた一スタッフが、スタッフ全体に情報を落としていない(自分だけ知ってる優越感に浸っている)

試しに私がスタッフに質問をしてみると「どうなんでしょう」「わからない」という返事が返ってくる。

そんな認識で、それぞれがなんとなく動いているのだが、誰も目標地点が見えていない状況。

なんとなく動いていると社員から「そうじゃない」「そこじゃない」とやり直しを求められる事が多い環境。

最初は「すみません」で流していたが、最近は「だったらちゃんと伝えろや」と思う様になった。

それが繰り返され、スタッフが積極的に先に進めようとしない環境が出来上がっていた。

 

社員も的確な指示が出来ないから”なんか言いやすい存在”である私に対し、全てが集中してしまったという訳だ。

指示も適当なので、動けないでいると指摘を受ける役もこの期間は全部私が一手に引き受けていた。それを遠巻きに見守る他のバイトスタッフ。

そういう状況に便乗して私に指摘(マウント)をしてくるバイトスタッフ。

周囲の動向にまったく無関心のバイトスタッフなど。

対応は色々だが、あくまでも作業に対する指導、指示が不十分であると感じざるをえない。

 本来「ちゃんと指示せんか!!」と叱られるのは社員側なのである。

 

 

 

現場主義の勘違い

”現場主義”とは、現場に入って作業を頑張るという事ではない。

現場を中心とした仕組みや環境、そこで働く人の生産性をメインで考えるという事である。

しかしこの会社での”現場主義”は間違った考え方の現場主義であった。

現場で作業をやって覚える。注意点などは誰も教えてくれない。

作業の基本だけは教えられるが、それ以外は放置。

ミスをすればその時だけ指摘を受ける形。

ミスした内容も最初に言っておいてくれたら回避できた程度のものである。

人はミスをしなければ意識できないという性質を”汲み取り過ぎ”というか、作業の基礎情報だけはちゃんと教えておかないとと感じたのは、これまでの経験で新人教育を担当してきた事で、最初にしっかりと教えておけばミスを0には出来ないが、無知故に10件発生するものを3件程度に抑えたり、ミスが起こる間隔を空ける事が出来たりできる効果を知っているからだったりする。

 

 

 

指導しない方針なのか

最初に指導をしない、できない、ということについて、確かに忙しいという事もあるだろうが、この初期段階での指導の仕方、され方でその後の展開は大きく違うと思う。

私も忙しくて指導が出来ないとそく作業に入ってもらった時があったが、ほぼ続かずに終わった経験がある。それだけ新人は不安が優先してしまうのだ。

私自身、現在学歴コンプレックスがある訳では無いが、高卒を主軸に揃える事を是としている会社の現場というのはこういう感じなのかと、それはそれで勉強にはなったかな。

 

 

バイトから受ける指導

バイトから何かあった都度教えてもらう事があった。

そしてこれまで聞いてきた事のすべては、最初に順を追って教えて貰えていれば一回で覚えられる事でもあった。

私は教える立場だったので、理解しておくべき事のポイントについての取捨選択は得意である。それだけに教えてもらっていれば初動は十分であったと感じる。

 

上述した様に、高卒を揃える事を是とした現場に今頃入ってくる四十代のおっさんという事は、総じて大したこと無い奴だろうと思われていたのかとも感じる事があった。

そもそも、大した事があるとは思っていないが、社会人経験からも高卒四年目程度のスタッフを追い越す自信はある。そのスタッフが出来ない範囲の仕事までも対応できる自信も。

 

会社はそれを気遣ってかどうかは知らんが、将来の幹部候補という事で、管理職、社員、バイトとは違う色のユニフォームという事にしてくれていただのだが、これも余計な計らいにより、どういう存在なのかを知らせないまま運用開始。

この見た事の無い色のユニフォームのおっさんが、どういう存在なのかを知らない現場スタッフから、体よくコキ使われるだけの存在になりつつあった。

私自身新人の身なので、色々キツク言われようとも、業務習得の為にバイトスタッフから教えを乞う事について、特に問題ないという認識で続けてきたが、バイトスタッフのエスカレートする指示=自分達がやりたくない事だけを押しつける頻度がどんどん上がっていく事には疑問を感じた。一緒にやるならまだマシだが、単にこっちに指示してやらせるだけ。指示した本人は現場で他のスタッフとくっちゃべってるとか。

「はい、わかいました」と言いながら口答えもせず雑務までも対応するこのおっさんは、所謂就職氷河期世代のチャレンジ枠的な何かかと思っていたのかもしれない。

少しそう思われる節をバイトスタッフから感じた。

 

 

 

社員の指示が要領を得ない

現場スタッフが遊んでしまうのは、社員の指示が要領を得ないから。

私が管理者だった頃、部下の社員には「指示は二手、三手先までしておく事」を徹底させていた。

理由は、一手先の指示しかだしていない場合、内線で担当社員に「次は何をやればいいですか?」という問い合わせの連絡がひっきりなしに入るからである。

それは打ち合わせ中でも容赦なく入り、担当は席を外し一時間程戻ってこないなんて事がザラにあった。その一時間、集まった他の社員の仕事も止まったりするので効率が悪い。打ち合わせも途中で時間切れで解散となるなど、離席した社員だけが情報不足が起こったりする。それを後で教える為にまた時間を作る事に。

総じてそういう社員は出来が悪いという評価を部次長クラスから受ける事となっていた。

最初は私も「入ったばかりだから分からないのは当たり前」と思ってやっていたが、流石に一ヵ月近く現場で様子を見てきていると、どうも状況が違うなと感じ始めたのである。

 

 

管理職候補生だった訳だが

組織の成長や発展を考え、私がセンター管理者設置の計画だったのかと思うが、実際なったらなったで、これは苦労するぞって思った。

また、会社として本気でそうしたいのであれば、最初に「そういう人です」で進めてくれないと、やらされる側もやりにくくて仕方がない。

これは一緒に働く側も同じだろう。

周囲もそういう認識がないから、”新人バイト”か”就職氷河期チャレンジ枠”だろうという対応になる。

そんな認識の人物に、現在困っている事や変えて欲しい事などの要望も集まるはずもなく、単に動きの悪い新人バイトに見えたのだろう。

右も左もわからない人物をわざわざ作って現場に放置するあたりが、クソOJTだというのだ。

スタッフのガス抜き要員にされている感もあったので、早々に辞めて正解だと感じた。

そんな感じで、仕組みや環境作りについては、かなりのドヘタである。

現場で作業をしていれば、勝手に育つわの感覚でいる。

単純作業ですもん、育つというより毎日同じ事の繰り返しに慣れて、簡単お気楽になっていく事で、そこから脱却するというか、疲れて別の世界を覗こうという気が起きない人材の出来上がりである。

世の中にはこういう仕事をしてくれている事で、各地のエンドユーザーに商品が届いているという事もあるので、それはそれで尊い仕事であるといえる。

私に合わなかっただけの話である。

 

フィードバック面接と言えるのだろうか

一ヵ月の間のフィードバック面談は一回だけ。

しかも辞めたいと伝えたその日に。

内容はセンター長の職務経歴を聞くという、「一体これは何?」という内容。

理由は、センター長は私の経歴を見て、親近感が湧いたと言っていた。

これまでの自分の経歴に合うところがあるからというのが理由のようだ。

そんなのは別にどうでもいいので、もっと先の話がしたかった。

センターの話、組織の話。

センター長のこれまでは、その合間に少しあればいいだけで、仕事の話がしたかった。

そうすれば、自分にも今の作業の先にあるやるべき事が見えてきて、やる気にも繋がったかもしれないと思う。

しかしそういった将来の計画については一切触れられず、親近感とうか情に働きかけた話のみ。

私はここで働く誰かに憧れてこの会社に入った訳では無い。

仕事内容が魅力的かどうか、この先のキャリア形成が出来るのかが一番の重要ポイントであって、そこで働くの誰かについて思うのは、まだずっと先の話である。

 

センター長は決して悪い人じゃない。

人に対しても仕事に対しても、マジメに対応をしている。

管理職になって四カ月しか経っていないという事だったので、これからなんだと思う。

 

 

 

人手不足が顕著

施設内のコロナ感染者増加の影響で、作業員が猛烈に少ない状況になってしまい、昨日も大した作業量で無いにも関わらず残業発生。

人が足りていない日が最近特に多くなってきた。

時々休憩室でセンター長をフロア担当者が出勤者の事で調整をしている。

「休みだけど、この日出れないか」こんな事を随時話し合っている。

現場のスタッフも目が疲れ切っている。

隙あらば休もうと虎視眈々と狙っている人が多い事を知った。

 

昨日たまたま一緒になったスタッフを話す機会があったのだが、「この作業結構体にきますね。特に腰が辛いです。」などと言ってた。

これまで皆黙々とやっているので、辛いのは自分だけなのかと感じていた。

しかし、他の人も辛いと感じているんだと少し安心した。

というのも、先輩風2号が入ったばかりの時、私が「結構疲れますね。汗もすごく出るし」と話しかけたところ「いや、全然」とドヤ顔をしおったところで、感覚の狂いが出てしまったのだと思う。

それからそこで働く皆が疲れを知らぬサイボーグの様に見えて、自分もそのレベルに達する事を目標にしてしまった。

 最近それが達成されつつあり、周囲が私を見る目が変わった。

ただそれは栄養補助などを利用したその時だけのドーピングに過ぎないのだが・・・。

 やってて思ったが、この作業は将来的にロボットに奪われる作業だと思う。

確実に自動倉庫化しちゃった方が効率良いと思う。

 

 

 

契約書にある休憩時間

休憩時間は契約書だと90分とある。

拘束時間が9時間、内90分が休憩時間となっているので、実質7時間30分の勤務なのだが、実際には60分しか休憩と言える時間は取れていない。

作業が始まって、作業の切り替わりに社員やベテランバイト達はタバコを吸いにそそくさと建物の外に移動する。

私は現場に残った商品が積まれた移動待ちの台車を残った数名と一緒に指定の番号倉庫に移動させる作業を行っている。

休憩となっている30分は、結局作業に充てられてしまう。

時々忙しくて休憩が取れなかった程度であれば、どこにでもこれまでもあった事なので、気にするまでは無いのですが、入社してからずっと現在まで同じ状況である。

休憩時間の搾取が平然と行われていると感じ、またそれが直らない事も感じたので、定番化する前に撤退である。

社員なんだから休憩くらい勝手に取れよとも思ったが、現場でみながバリバリ作業やってる状態で抜けられるほど図太くないし、どこかの日に館内放送で呼び出し(戻ってこい的な)くらったからね。

 

 

 

リハビリしながらの勤務

日々肉体的ダメージ蓄積が追加され、翌日起きてからはマッサージ器やストレッチとEMS*1による筋肉疲労の軽減を図る対応を朝10時頃に起きてから、出発の15時頃まで散発的に行っている状況。

それ以外の日常生活があまりできず、セルフリハビリしながら勤務している状況。

 

以前、現場仕事をしていた時に同じ様な体の痛みや疲れもあり、その事を思い出して「いつか慣れるだろう」と安易に考えていましたが、約三週間経過してこの状況が続いているという事で、いつか体のどこかに本格的な障害が出始める事を危惧し、今回退職の意思が固まったという事になります。

実のところ膝をやってしまったらしい。階段の上り下りが結構きつい。

 

本音であれば、体がすでに悲鳴を上げている状況なので「辞めます」と言ってから、行かない選択もあった訳ですが、そこは一応社会人として正社員入社の責任として、お互いの決め事としてある”14日間”という縛りだけはちゃんと守ろうと思いました。

 律儀な僕ちゃん。

 

 

 

『働かないといけない』という意識を少しリセット

今後、働かない訳ではないのですが、働き方、タイミングなどについてしっかり吟味することにします。

なんか自分で決めた期限を守る事ばかりに意識が向いてしまい、焦ってこの結果なので、今回『またやっちまった』としか思えなかった。

自分のそういう詰めの甘い部分を猛省。

じっくり腰を据えて臨みます。

生活費は数年やっていけるだけはあるので、それを全て消費するまでとは言いませんが(笑) 

 

 

 

自分の適性勘違いを見直す

元が現場作業者からの始りだったので、現場作業が向いていると考えていましたが、今回の事でそれは勘違いである事に気が付きました。

あの時は就職氷河期

新卒ですぐ辞めてもキャリアも無く、フリーターへの道しか無さそうだったので、必死にしがみついて約20年やってきました。若かったのでやっていけました。

その後管理職となって、職域の幅が広がって、私は接客や営業、企画などを伴う業務に従事している時が一番やりがいを持てて、能力が発揮できていた事を理解。

人が苦手という先入観がありましたが、バイトも普通に接客やってましたし、まったくそういうのが無い現場作業員のチョイスばかりをして、実際に現場に行ってみて「なんか、違うかも」という気持ちになっていたのは、ココなんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

*1:EMS(Electrical Muscle Stimulation)電気を使って筋肉を刺激し、収縮させるエクササイズ器具のこと。