Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

引き継いだ会社と弁当屋、ようやく黒字化に成功したらしい

どもKENTEKOです。

 

 

先日、久しぶりに会社を買ってくれた社長さんから電話がありました。

ちょうど講習中だったので出られなかったですが、その後LINEで電話した内容が伝えられてきまして、そのやりとりの中に直近の経営状況について書かれていました。

 

”引き継いでから三か月くらいは赤字状態で大変でしたが、コツコツやってきた営業が最近実を結んだのと、言われていた改善策を実施したところ、直近では日で250食ほどになり、何とか収支で黒字にする事ができ、この先やっていける算段がつきました。”

という内容。

 

素直に嬉しかったですね。

食数も、そりゃ凄いって感じでした。

そんなやりとりがあったよと母に伝えたところ「(他の人が上手くいって)なんか悔しいね」とか言ってましたが、本心でまったく悔しくありませんでした。

店をたたむ事なく、お客さんもスタッフも引き継いでくれて、ほんと感謝しかなくて。

 

 

去り際に置いてきた改善策は「配達エリア拡大」「日曜営業」

その二つの内「配達エリア拡大」を実施しての食数増加でした。

最初は少ないエリアで基盤を固め、固まった後にエリア拡大で食数を増やす。

 

所謂守破離の考えですね。

当たり前ですよね。オープンしたばかりの右も左もわからない店舗が、全エリアの配達を能力が無いうちにやってしまえば、サービスレベルの低下が起こり、顧客からのクレームから始まり、顧客離れが起きる。

こんな容易に想定できるストーリー通りに事が進みました。

全ては短期利益を狙ったが故の失敗。

当時、共同経営者が独断で行った、いきなり全エリア対象は墜落への着実な進軍であった。

初心者経営とか関係なく、従業員でもいきなりベテラン進行は難しいと思うから、段階的にって思いますよね(;^ω^)

 

「金がない」状況ってのは、人の判断を間違いなく狂わせます。

心に余裕もそうですが、資金にも余裕を持って起業はしましょう(;^ω^)

 

それにしても、心の奥底にあった心配事となっていた事が解消されたので、私もまた新しい一歩を踏み出せそうです。