Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

最期を悟る

どもKENTEKOです。

 

今朝、母が父から「現在の病状をみるにあと数か月だと思う」と言われたと聞きました。

現在の”食べられないこと”が、生きていく希望というか活力を奪ってしまったのは確実でしょう。

 

昨日夕食時に一緒に見ていたテレビで、タレントさんが軽キャンピングカーでいろいろ巡るという番組の時に、夜寝る場所が見つかって到着後寝たのを見て、即座に「飯も食べずに寝た」と言ったのを見て、もう頭の中は食べることで一杯なんだなって。

それが楽しみだった人なので、辛い状況ではあると思う。

昭和初期の人だから弱音は吐かない。

 

胃の不調があって、胃がんと診断された後も袋ラーメンやカップラーメンを作って食べてたっけ。そんな添加物だらけの食事をし一日三食の食事は継続していたのだから、一気に病状が悪化し、胃がんにより胃に食物が入るスペースがほぼなくなってしまった。

 

今は一日一食となり、流動食しか摂取できない。

食事した気になれないから意気消沈して、気力体力も奪われていってる。

すっかり痩せこけてしまった。

でも、ずっとあった胃の痛みは今はないとのこと。

ようやく胃が休まる状態が作れたわけだ。

 

以前聞いた診断結果で、メインは胃がんで腎臓にも転移をしていると聞いた。

それを聞いて私が率直に思ったのは、一日三食を励行していた結果、腎臓がろ過しきれなかった毒素が血液に乗って体中を回り、その生活習慣上一番血液が集中する胃に毒素が溜まり胃がんになったのでは?と感じた。

胃からの転移ではない気がする。

あくまでも素人自然感想ですが。

 

とても残念なことではありますが、親の死は無駄にしたくはない。

何がどうなるとこうなるのかを理解し自分の人生にも役立てていこうと思う。

 

生まれた時から死に向かって歩み始めるのが人生ですからね。

ついつい忘れてしまうけど、今この一瞬も生きているということに感謝していきたいです。

 

父に対しての心残りは、家系が俺で途絶えるけど許してね。

今更家族を作る気力もない。

それを見越して、永代供養を選んでくれたんだよな。