どもKENTEKOです。
私の父親は『早食い』傾向が強い。
確か戦後の7人兄妹で、のんびりしてるとおかずを食べられてしまうからという環境もあってか、咀嚼回数も少なく、飲むような感じで食べていく。
更に、そうした速さを追求する為なのか、クチャラーでもある。
そして、異常な回数のゲップをする様になった。
ちょっと胃の周りに痛みを感じ出したのが一ヵ月くらい前だとか。
「そのゲップはなんかおかしくない?」と聞いてみたところ、『逆流性食道炎』の傾向があると言っていた。
逆流性食道炎は少し前、私も経験した事があった。
その時の食事は早く終わらせたかったのと量も少々多かった。
そういう時の食事環境は、余り咀嚼せず飲み込む様な状況だったと記憶している。
すると明らかに消化が間に合っていない状況を感じる。
なんだか、ずっと胃が膨らんでいる状況が続くのだ。
最近はその状況(胃が膨らんだまま)を感じると、その日は以降の食事を抜くなどして対応をしているが、父は時間が来れば食べないといけないというこれまで叩き込まれた習慣からか、ゲップもしながら食べるという生活を繰り返していた。
傍から見て消化器系に負担をかける事は明白で少し助言しようか迷ったが、人の提案を聞く人でもないので見守る事にした。
結果として、胃と食道の中間部分に腫瘍が見つかった。
そんな診断が出て本人はショックを受けていたが、なるべくしてなったと感じる。
※なって喜んでいる訳ではない。
どういった食事状況が良いのかを私自身の体を使って検証をしてみた。
逆流性食道炎が起きやすい状況は、
・咀嚼回数少な目
・量多め
・飲み込む様な感じの食事
こんな条件が揃うと、胃が膨れた状況が長時間続く事が判った。
父の食事後の腹部を見ていると、こんな感じの食事環境なのだろう。
そして、大量のゲップをしている状況が見受けられた。やはり食事時間は短い。
十分な咀嚼がされなかった食物を消化するのに胃は、大量の胃酸を出す訳だ。
いつもより過剰な胃酸量になれば、就寝時の横になった時に通常の胃酸量なら抑えられる蓋が、いつもより量の多い胃酸の重みに敗れ、胃酸が漏れ出し食道の方に向かう。
胃酸に強くない食道は、胃酸により焼かれる。
※自分もなった時、食道が焼かれる感覚を感じた。
それを繰り返す事で、一番弱い部分に潰瘍が出来て、それを保護する為に腫瘍に変化する。こんな感じをイメージする。
※私は医者じゃないので、実体験と観察で得たイメージです。
十分な咀嚼をした場合はどうなのかについてもやってみた。
まず、胃の膨れ具合が明らかに違う。
中に物を入れているので、多少膨らみはするが、以前の様なパンパンで椅子に座っていても、ちょっと苦しいという感覚が無い。
その時頼んだものは、いつも頼んでいるものなので量は変わらない。
が明らかに腹部の膨張感が違っていた。
イメージとして、コップに入れた水に、ブロック状の氷とかき氷状の氷を入れた時、どちらが早く溶けるかとイメージすると分かり易いかもしれない。
食べ方次第で誰にでもなりうる事であると思うので、意識して咀嚼を多めに慌てずに食事を楽しむ様にしたいと思った次第。
皆さまも、お気をつけて。

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