どもKENTEKOです。
その日の最終案件の帰り道。
街中にある用水路に架かる小さな橋を通過しようとしたところ、橋の欄干にジャージ姿の部活帰りであろう5、6名の子供達。皆食い入る様に川を見ている。
その集団の中心に、釣り竿を持ったワンパクそうな男の子が一人。
こちらは車中だったので、川に何が居るのかは判らなかったが、男の子も女の子も関係なく、ワーキャー言いながら釣り人であるワンパク少年の竿捌きに熱狂している。
偶然それを見て「なんかいいなぁ」って。
そういえば自分のそのくらいの歳の頃、同じ様に用水路で釣りをして偶然通りかかった名前も知らない子達と盛り上がった記憶が蘇ったりしてきた。
娯楽は自分で作りだし、それに遭遇した時には一緒になって楽しめる。
本来日本人が持っている素朴な性質というか、元々こうだったよなと思わせる様な光景であった。
権力が作り出した分断工作に嵌まっているのは大人ばかりで、子供はその被害者になりうる。
大人である我々がもっとちゃんとしないと。
あの子供達の笑顔がそういう気持ちにさせてくれた。
とか重い〆で。