Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

高齢者のスマホリテラシー獲得問題

どもKENTEKOです。

 

私の両親。

父は、機械系に強く、自分で調べたりする人なので、勝手に調べてどんどん進んで行くタイプ。

母は、分からない事があると、とりあえず人に聞く。教えてもらってもその場限りの意識が強く、何度でも同じ事を聞いてくる厄介肌。

 

両親はどちらもスマホを持っているのですが、とにかく母から聞かれる事がかなり多い。

そして説明されている内容自体を理解できないので、結局解決しないまま時が流れて行くのだと思います。

自分より年上には、スマホを持っているというだけで自慢げに講釈をしていたりするので、これもその場限り対応で、突っ込んだ話をすると何も理解していないという、転生系漫画の最初の方に出てくる”イキリ貴族”みたいな状況だといつも感じるのだ。

 

スマホ操作ひとつとっても、色々な事を理解しておく必要がある。

感覚で操作できるのがスマホの魅力でもあるのだが、その感覚が追い付いていないと、そもそも自分が何をやっているのかもわかっていない状況なのだ。

 

ITリテラシーの前に”自分が何をしたいのか””どういう結果にしたいのか”をある程度説明できないと、こうした機器を使いこなす動機が無いので、中々上達に繋がらないのではないかと考える。

母からの質問は「メールって何」とか「このスマホのメーカーはソフトバンク」といった内容に終始しちゃうんだなって。

でも一応「友達がLINEをしようと言うから」という動機もあるにはあるのだが「人から言われたので後のセッティングよろしくっ!」で進めようとするので、私の様な他人が時間を取られる回数が多くなり、「いい加減にしろっ!!」と言われて終わるパターン。

※一応補足として、一回目でいきなり断る訳では無いので。同じ事が5回も6回もなるとねぇ。

 

無職の時は昼間も暇だったので、そうした時間も作って教えてはいたのだが、働き始めるとそうもいかないので、高齢者向けのスマホ本を買い与えたのだが、そもそも読書週間の無い方なので、まったく手付かずで置いてある状態。

内容を見てみると、一応母が質問したい様な内容がカラー画像付きの大きな文字付で載っているので、何回も読み返していくいく内に理解できそうなものなのだが。

 

こういうのを見ていると、時代と人間のタイプが違うのだなって感じる。

別に本人が自分のやりたい事に関して、使いこなせなくても問題ないと考えているのであれば、他人がとやかく言う必要もないのでいいのだ。

ただ、(自分が)使えないのを機種のせいにして、頻繁に買い替えているのだが、それは無駄金使いの何物でもないのでやめさせたい。