どもKENTEKOです。
令和4年の最低賃金決まりましたね。
私が済む愛知県は振り分けの『A』なので最大額の31円UP。
これまでが955円だったので986円に。
父が現在働いているところが最低賃金と聞いたので、時給UPする事で少し勤務時間を短く出来ますね。自身でも「もう高齢者なので、ほどほどでいい」と言ってまして、最近はコロナ上がりなので退勤も少し早くなった感じ。
一番は、あまり働きすぎると年金が減らされるので、その点でもほどほどで(笑)
現実では、ここ愛知も1000円以上で求人を出しているところが多いので、最低賃金付近で募集をかけているところは厳しい採用環境になりそう。
最低時給で募集をかけているところは、利益率の低い商売をしているところが多いと思う。
求職者が勘違いしそうな、時給が安い=楽な仕事、という構図は現時点ではあまり関係なく、時給が安い=忙しい割には利益がすくなく色々大変な仕事、時給が高い=スタッフ確保にマジメで福利厚生も手厚い、というのが実情かなって色々体験して感じたところ。弁当屋でのスタッフ疲弊、不満の多さには辟易したよ。
立場上聞くのも仕事ではあったが、常に離職の不安が付きまとう状況で、常に人員確保を行わねばならず、既存スタッフの勤務日数、時間も減るなどの不満も出てきて、どうにもこうにもだった。
労働者的には控除される額も増えるので、可処分所得が増えないと意味ないけどね。
これに連動して物価も上がるでしょうな。
バンダイのソフビ人形も5~35%の値上げというニュースを見て、これから何から何までの感じで上がっていくのでしょうね。
政府は企業に「賃上げ」を言ってますが、経営者でもないものが口を出すのがおかしい訳で、まずは支出が増えていき、そこに利益が乗る事で企業の内部留保が増え、法人税で持っていかれるのが勿体ないと考えた経営者から従業員分配していくという感じかな。
利益の少ない中小零細は変わらず厳しい展開になると思うので、淘汰や併合していく道を真剣に考えていかないといけないのかも。
下手に借金をせず、体力のある会社に見初めてもらうのが最善か。
弁当屋で、各々が一店舗での経営をしていた時はまるでダメだったけど、三店舗が合併して顧客を合わせたらようやく利益が出る様になったという展開を見て、これからの生き残り策はコレなんだろうなと。
小さい規模だからM&Aは無理とあきらめず、それでも探っていくアクションが重要になると思われる。
そういう動きは当然すでにあって、現在アドバイザーも捌き切れない量の件数が発生していると聞いた。
コロナ融資の返済が始まる前になんとかしたい経営者の動きなんだろうと言っていたので、これから間に合わなくなる案件も多数出てくるのだろう。
そこに物価高の追い打ちがくる事で、狙いとは違った市中経済の動きもあるのではないかと考えている。
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