どもKETEKOです。
辞めた配食店の元店長(元同チェーンオーナー)の店は、辞める直近まで赤字だったと聞いた。
結構早い段階から「黒字になった」とかブログや動画で上げていたので「夫婦でやると同じ財布だから黒字化が早いなぁ」なんて思っていたのですが、その後の展開を聞くとずっと黒字だったんだと知りました。
今やってて分かるのは、確かに客は増えていく状況なんですが、別企業との削り合い。
別企業は顧客獲得の為、『安売り』に出た。
こっちは値上げをする事を告知。
昭和の大安売り路線ではこれから続けていけないと思うよ?
一度大きく下げると、今度は値上げに踏み切れない感情に囚われる。
現所維持よりも値上げが正解だと思う。
結構近い未来に何かしらの結末が発生するのではないかと思ったりしている。
結論としては、配食は売上は大きくなっていくけど利益は極少である状態は変わらない。配送における燃料代高騰も利益減少の大きな要因である。
経営の安定化というか、赤字にならない状況に持ち込むには、月商が400万以上ないと難しいことが更に理解できた。
そのため現場運営的には”もっともっと”と急かす必要が出てくる。
かなりの高リスク状態である。
なので、これからは同じ店舗敷地内で別の商売も始めるという方向に向いていくのは自然なこと。
その方が手間が何分の一で済み、売上から出る利益もかなり違ってくる。
要するに別の事もやって利益を出さねば生き残れない。
その為にはオーナーがずっと現場に入っていたら無理。
これは何度も書き殴ってきた事で、やっぱり同じ事を感じ、その方向に動いているから続けてられるのだと再認識させられた。
私は社長から「ずっと弁当屋の店長をやってもらうつもりではない」という事を言われ、その先があるのであればとやっていくモチベーションに繋げようと思う。
無職期間が長かったせいで、心の雑音が凄かったです。
「こんなのずっと続けていけるのか!?」
「またこの仕事に戻って、結果は同じじゃないのか!?」
「お前が本当にやりたい事はこれなのか!?」
「人生の時間は短いんだから、こんなところでやってる場合じゃないぞ!」等々。
よくもまぁ色々な感情が浮かぶものだと、いつからかその湧きおこってくる感情を俯瞰して見る期間がありました。
そうすると、いつだったか忘れるくらいに急にそうした感情が起こらなくなったのです。
酷い時は目の前の作業をやってても心の声が聞こえてしまうので、当然そんな時の作業結果はミスが多くて。
カイジに出てくる班長の「今日だけを頑張る」という意識に切り替える事に成功したんだと思います。
今の段階で「ずっとやる」なんて気持ちがありすぎると、牢獄にでも囚われた感覚に近いのですが、「辞めたきゃ辞めてもいい」という気持ちに切り替わっていますね。
とにかくやるだけやって、それから考えようです。
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