どもKENTEKOです。
現在新規の店舗を立ち上げ中である恩師社長。
まだ店舗物件クリーニングなどを行っている状態。
恩師社長に一週間ぶりに会う事ができた。
私が現在行っている作業の内容確認(クオリティ面)などをしつつ、急に聞かれたのが「KENTEKOさん、今やってる作業について嫌になってない?」って。
特にソレらしい振舞いをした事も無いんだけどな?と思ったので、
「そんな事ないですよ。今は覚える事が多くて大変ですけど、自分で分かる様になってくるのが楽しいと感じてますし」と伝えた。
それから根ほり葉ほりきいていくと、以前私が話した連続一ヵ月退社などの話がインパクトが強くて大丈夫かと思ってたとの事。
「仕事なんて実際やってみて合わないと思えば別に変えてもいいじゃん」と思い、前職は肉体的にキツかったので『早死にするくらいなら辞める』を実践しただけで(;^ω^)
その後も色々聞いていくと「ここが本質かな?」と思うポイントがあった。
それは、
「資金がみるみる減っていく。これから売上が立つかもわからない中で追加の借金もしてしまったし、KENTEKOさんの給料が払えるのかも心配」という事を言ってた。
核心はきっと”ここ”だ。
今、会社口座から資金がどんどん目減りしていく状況である。
精神を焦がされる感覚を今恩師社長は感じているんだろう。
起業における苦行第一段と言える”初期の資金繰り”がまさに始まった訳です。
これまでは固定費もなければ人件費もない、副業延長の様なお小遣い稼ぎ規模で良かったのですが、ちゃんとビジネスをするとなると一気に資金繰り環境は変わる。
少し前に恩師社長本人が「有限責任者だし、失敗するなら3億くらい借りて失敗したい」とか冗談か本気か言ってました。しかし実際にお金が減り始めるとこんなもんです。
それが悪いという事ではありません、これがリアルという事だけで。
私はそんなリアルを三年間味わい尽くしてきたので、まだ入り口に立っただけの段階での資金の減りはあまり気にならない。
いざ商売が始まればどう転ぶかはわかりませんもん。
良い方向に転ぶ事を期待していますけどね。
一番は、動き出しても現金が増えて行かない日々。
それほど気持ちの悪い環境は嫌です。
経営者は計算し、何ヵ月後に資金がマイ転する事を確認したら、その前にいかに売上を積み上げ、損益分岐点を超えるために数字だけではない事業計画を立てる必要がある。
これから始めるビジネスについては、しっかり組み立てておかないといけないと感じている。ほんと何もしていなくてもお金は出ていきますからね。
だからこそ何かしないといけない。
この初動タイミングで私を社員で雇うというのも、実際はリスキーポイントではあります。私がその話を聞いた時、本音のところ「大丈夫かな」とは思いました。
話を聞いて、半年くらいで軌道に乗せられれば勝機はあると感じたので。
事業を早く軌道に乗せるには、少ない資金で長い時間をかけるより、資金を集めて適切なコストをかけながら成長を早めるというのが正解だと思っている。
辞めた弁当屋では、私が辞めてから400万程を使うなどしてしっかりコストをかけており、その結果として約半年で黒字化したのを見せられては、結局そういう事なんだなと理解させられましたからね。
今恩師社長は、そんな将来の心配事がクライマックスを迎えている感じ。
経営失敗の先輩からのアドバイスとして、立ち上がりが時間、資金的に一番キツイ。
それでも続ける事で、売上も出てくる事を信じてとにかく続ける事。無駄を省きつつ、ニーズ発掘にコストをかけるというのがとにかくやるしかない課題。
「自分も出来る限りのお手伝いはしたい」と思っている事を一従業員の立場から伝えた。今出来るのはそれくらいだから。
伝え忘れたのは、経緯者の心配事を私以外の社員に言ってはダメですよという事。
そんな事を相談されたら速攻逃げられますわよ(笑)
お給料をもらう側としてら、そんな不安な事を言われるところでやってていいのかと思うだけ。そしてどこかで居なくなる。
そんな胸中を聞いた手前、5月の給料は社会保険だけ支払ってくれたらOKと伝え、利益が出たら後払いしてくれたらいいとも伝えまして。
※結局いい様に使われてるだけなのかもしれないが、私もこの仕事に賭けてみたいのでね。
私は経営者ではないので聞かれたら答えますが、お節介な感じであーだこーだと言ったところで、どこか煙たがられると思います。
今もこれからも業務の遂行者として徹底していくのです。
とにもかくにも、さぁ出発(でっぱつ)だっ!!