Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

勘違い

どもKENTEKOです。

 

偶然見た動画にこんなコメントが

安売りしない、お金の為にやっている。という観点は大事ですね。 スポーツじゃないんだから、配って達成感みたいな勘違いしちゃいけませんね。

これは軽貨物に関する動画にあったコメントです。

ふとアスリート畑だった共同経営者の事を思いだしました。(もう呪いの類で)

 

 

「俺は頑張っとるがやー!!」

この名古屋弁バリバリのセリフは、当時業務調整をする中で、昂ぶった共同経営者が私に向けて放った言葉です。あまりのインパクトに忘れる事が出来ません。

私はそれを聞いて「いくら頑張ってると言っても、赤字だったら続けられないじゃん」と現実問題をそのままぶつけたのです。

 

二人ともが仕事は毎日やってて、配達時間内に間に合わせる為に汗をかいて頑張っている。

そんな事は百も承知で、それでも赤字でやっていけないという現実について「これからどうしようか」という相談の最中で起きました。

 

あの時の二人は、どう考えても黒字になるイメージが想像できませんでした。

数字を見ても「こりゃ無理でっしゃろ」という感じで。

この経験から、同じ事なら自分達でやるより他がやっているところに参加した方が、確実に収入が得られると理解した時期でした。

 

「俺は頑張っとるがやー!!」

この言葉の裏には「頑張ってるけど、売上が上がらんのじゃ!!もうどうしたらいいのかわからんのじゃ!!」という言葉が隠れていたんだなと今では理解できます。

 

そしてですね、こんな状態で商売を続けていると、一体どうやって利益が出るのかがまったく分からなくなるのです。

離れた今は分かります、単純に”売上が足りない”だけだったんですけどね。

勝手に新規営業を止めた共同経営者。

当然足りない売上が上向く事はありませんし、その道を閉ざしてしまったんですよね。

それから「その為の道筋を考える時間が無い」と、よくある言い訳に向かってしまったので、それを聞いたタイミングで終える事を私は決めました。

 

共同経営者は、すごく作業を頑張っていたと思います。

それは『達成感』を得る自慰行為。

時々「やりきった感がある」などを本人が言ってましたので間違いないでしょう。

 

あとは始めたタイミングなども含め全部悪かったんでしょうね。

今やってる店舗の運営状況などを聞くと余計にそう思います。

なるべくしてなったという結果だと真摯に受け止めています。

 

あぁ、やっちゃった!(;^ω^)

これが素直な感想です。

もう過去には戻れないのですが、思い出す度に身を捩る感じのモヤモヤが湧きおこります。いつか快感に変わる予定。

 

 

今回は、事業内容、自分の立ち位置、利益出しポイント、将来性、自由度など、先に考える事に重点を置き、「ま、いっか~」と勢いに任せる事なく、アカンと思ったら撤退しやすい環境になっているか、借入もせず生き残りやすいかといった事を十分に考える時間がありました。

 

一番は「一人で始める」という事が最も大きなポイント。

前は共同経営者の生活費(というか住宅ローン返済)といった余計な情報があったので、慌てて始めてしまった。

まず、前職で取引先と揉めた人物と共同経営を始めてしまい、フランチャイズに加盟し、その上儲からない薄利で参入障壁の超低い事業を選んでしまった事が最大の失敗。スタートから詰んでたんですよね。

 

それを理解していたので、取引する恩師の事業の状況については、かなり聞き込みをしました。

実際に事業を見て数字を見せてもらって、やり方や未来展望についての具体的な話など、思い通りにいくかいかないかは常に未知数ですが、また人生の時間賭けてみようかと思うに至り。

 

今は進みがゆっくり過ぎて時々大丈夫なのかと思う事もありますが、それもこれまでとはまったく逆の動きであるので、それでよいのでしょう。

慌てず時期を待ち、しっかりと努める事に集中。