どもKENTEKOです。
世間で『ホワイトフランチャイズ』と呼ばれる「ワークマン」
そのワークマンの土屋専務取締役が書かれた本が発売されたとの情報を見て、さっそく電子書籍版を入手してみました。
よく本部と加盟店オーナーの関係性や働き方に対するスタンスについて取り上げられる事が多く、その事から「ホワイトフランチャイズ」と呼ばれるくらいに、無理、無駄、無茶を排した運営方法を徹底。
メイン方針は、”がんばりすぎない、がんばらせすぎない”
パッと見、仕事に対してちょと怠惰なんじゃないか?と思われてしまう様な言い回しだったりしますが、私は「当たり前の事を当たり前の様にこなす。いちいち頑張ってるとかの感情を持ち込まない。子供じゃないんだから。」という様に解釈しました。
決して「サボれ」という概念ではないと思います。
余計な事はせず、売る為の準備と対応を日々愚直に繰り返すしか商売が続く道はない。という感じかな。
以前勤めていた会社に居た際、自部署を動かす時に言っていた内容ですので、すんなり入ってきました。(実は違う意味かもしれないは置いといて)
無駄を無くす=生産性を高める、ですので、働き方も洗練されていきますし、本部側も余計な事を極力させないという意思を持って運営しているので、その歯車がかみ合う事が魅力的な結果を生んでいると感じます。
また本部のマーケティングも上手い。
自然と人がお店に集まる仕組みも上手く行っています。
私もしょっちゅう吸い寄せられています。
バイクウェアにちょうど良いので( ´艸`)
ついつい比較しちゃうよん
同じフランチャイズ。
つい最近までやっていた高齢者配食業と比較しちゃいます。
オーナーに無理な仕入れを提案したり(これはちょっと語弊があるかも(;^ω^))、無駄の多いオペレーションに振り回されたり、無茶な働き方をしないと回せなかったり。
非情にリアルな情報として、こちらにあるオーナーさんの”一日ルーティン”とほぼ同じ状態で、更に休みなく働いていました。
【月商150万円以上】高齢者向け宅配弁当屋の1日のルーティンを公開 - まごころ138の日記
まぁ、我々には続きませんでした。
自分の生活(時間)がありませんからね。
共同経営者も辞める事が出来てホッとしてると思います。
※参考先のオーナーさんの事を
当時の共同経営者が言ってた内容
「俺は頑張っている」←承認欲求
「原価が高すぎる。」
「配達コストが高すぎる」
「利益が出ない」
「お金が足りない」
「生活費が足りない」←自己責任
私も手伝いに入ってからは、朝から夜まで毎日休みなしになったので、早々に「これは無理ゲーだな」と感じ始めていましたね。役員報酬も取れないしで。
オーナーの力量で変わるとは言いますが、取られるコストの調整が出来ないビジネスでは、結構難しい運営を迫られますね。
商品の爆発力(ヒット作が生まれない)も乏しいので。
ビジネスモデルがしっかりしている。
少し前だと「作業着のお店」という認識でした。
ニッチではあるが、その筋の方々には無くてはならないお店。
作業用品だからこその機能優先であり、その品質が際立ち、それに一般人が目を付け、一気に広まった。
しかもリーズナブルも相まってニーズの波に乗った。
それを支える本部のビジネス本気度というものも加わって、ビジネスモデルがより強固になっていった印象を受けます。
イケイケの時は何をやっても上手くいきますね。
以前いた会社のイケイケ時代を経験しているので特に感じますし。
関わっている方々が「イケる」って思ってやってると、本当にイケちゃうんですよね。
そこで流れという物があるんだなと肌で理解する事が出来ました。
まだ前半を斜め読みした程度なので、とっかかり程度しか見えていませんが、これから読み進めていこうと思います。
一点気になることとして、
私が居た会社の時もそうでしたし、ひろゆき氏が言ってた事も当てはまるかもなんですが、「経営者が本を書いたら終わる」説というのがあります。