どもKENTEKOです。
こんな記事が
年間で40万円の赤字、一ヵ月あたり3.3万円の赤字
その内訳
【高齢者夫婦の平均的な家計】
「実収入」23万7,659円(25万7763円)
そのうち「公的年金」21万5,288円(21万6,574円)
「実支出」27万0,929円(25万9,304円)
そのうち「消費支出」は23万9,947円円(22万7,347円)
「食費」6万6,458円(6万6,131)
「住居」1万3,625円(1万4,224)
「光熱・水道」1万9,983円(1万9,810)
「家具・家事用品」1万0,100円(1万0,453)
「被服及び履物」6,605円(4,789)
「保険医療」1万5,759円(1万6,158)
「交通・通信」2万8,328円(2万8,475)
「教育娯楽」2万4,804円(2万0,155)
「その他消費支出(理容サービス、交際費、仕送り等)」5万4,806円(4万7,149) 「黒字」-3万3,269円(-1,541円)
出所:総務省『家計調査家計収支編』
※夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦だけの無職世帯
※数値左:2019年、数値右:2020年
真っ先に目に付くのが、「食費」「交通・通信」「教育娯楽」ですね。
「食費」
2019年 6万6,458円、2020年 6万6,131円と金額的に大きな変化はないですね。
月に6.6万円。
一月30日計算で一日2200円。
夫婦なので二名、一名あたり1100円。
高齢者ということで、うちの親基準でいくと朝喫茶店モーニング400円とかありそう。
家で食パン焼いて、インスタントコーヒー淹れる程度だったら60円くらいで納まりますから、喫茶店でモーニングの線は濃厚。
しかしそうなると、残金での昼夜食が厳しいですが、ご飯+味噌汁+おかず1or2品であれば、一人あたり700円くらいで納まるかな。外食したら終了ですね。
食費を4.5万くらいに抑えるべきかなって思います。
うちはなんだか夏でも鍋が多いのですが、あれは人数分を分けて考える事なく予算で材料を決めやすいので、そうなってるんだと解釈しております。
スーパーの総菜だったら、700円もあれば結構買えると思う。
「交通・通信」
格安携帯にする。
家に電話があれば解約。
車は所有せず、基本公共交通機関か自転車。どうしても必要な場合はレンタカーで徹底。
「教育娯楽」
実際何に使われているのか分かりにくいけど、コストのかかるものであれば回数を減らす。もしくは無料でできるものに乗り換えるなど。
他人が価格を決めているものについてはどうしようもありませんが、自分で使用額を決められるものについては、冷静に見直しを図る事で赤字体制からの脱却を本気で考える事になりますね。
まぁこれまで当たり前の様にやってきた事なので、急に変えるというのも難しいのはあるかもしれませんが、家計が赤字って事はいつか資金が尽きる事になるので、その事を重要視しなければならない。
~思う事~
いつもですが、こういった記事でスッポリ抜けている事があります。
それは、”金融資産の有無”
日本人特有らしいのですが、定年までに働きそこまでで頑張って貯めて、後は使いつくして終わりという終末方法。
若い内からの少額でも投資積み立ての継続による資産形成が、日本以外の経済国での常識らしいですが、日本では学校でそういう事は教えてくれない。だから間に合わない。
先日、池上彰氏の番組で、金融教育が学校で開始されるという内容について、深紅のスーツを着たカズレーザー氏が「学校で金融教育ですけど、先生が投資をしないので的確に教えられるはずがない」といった的確な発言をしており、その後映った池上彰氏の困った表情を見て噴出したのですが、正にその通りだと思います。
まぁこういった老後資金の失敗については、本人には非はないですね。
機会が無かったという事で、これからの人には老後の為にというよりは、社会人としての当たり前の経済活動として投資をオススメしたいですね。
そんな想いで、中学生の甥っ子に先日、毎月一万円積み立ての話をしました。
入った分をそのまま使ったらエライ目に会うぞ~って(笑)