Kenteko Blog

世間に渦巻く罵詈雑言を無視し健やかに生きるために

【無職】無職をしていて

どもKENTEKOです。

 

現在、無職で実家住まい。無職期間は三か月程です。

プロの方々からすれば、そんな期間はまだまだヒヨッコの部類になるのでしょうか。

ごめんなさい。

無職状態をバカにしている訳ではないので、私も無職ですし・・・。

たった三か月ですが、体感的には結構な長さに感じますね。

 

思えば、就職氷河期に運良く新卒入社できた会社で20年弱働き、その後転職失敗、起業失敗と転がってきての”無職”で現在の停滞状況。

 

この数年で「落ちるところまで落ちたなぁ」って感じです。

しかし、不思議と悲壮感に苛まれている訳でもありません。

今の状況を冷静に、そしてこれからの展開を自分でどう描いていこうかを思案しているところです。

 

 

 

 

 

 

負債が無いのは救い

収入が無くなるという時に一番気になるのは生活費、中でも固定費ですね。

その固定費の中でも家賃は特に気になってくると思います。

実家は17年程前に新築、住宅ローンは私が払っており、幸いなことに二年ほど前に完済できたので、毎月の家賃負担からは解放されています。

これは地道に頑張ってよかったなと思うところ。

この住宅ローンが無いという事が、無職になった今大きく資産を減らす事なくやっていける最大要因でもあります。

 

昨年、共同経営者だった相棒が生活苦で退職する事になった理由は『住宅ローン』でした。

毎月9万円くらいの住宅ローン発生。

その他固定費合わせて15万くらいは固定で発生すると言ってました。

愛知の片田舎、子無し夫婦で毎月15万円の生活費は高くないか?と思ったりしましたが、当時の役員報酬手取り5.7万円(額面7万円)ではやっていけないのは明白。

足りない生活費をアルバイトで稼ごうと、夜間バイトにも手を出していましたが、焼け石に水

 

生活費を下げる

「まず生活費を下げるのが先だ」とアドバイスをしたのですが、元相棒は他人のアドバイスを聞き入れる性格ではない。

例えば携帯電話についても三大キャリアを利用していて、「毎月高いからMVNOに変えて3000円くらいにできるよ」と教えても「変更がめんどくさい」と言って1万円の通信費を払っている状況を継続させるなど、なかなかにセンス溢れる生活費の積み上げを続けていた。

 

生活費って別に毎月大きな買い物をしている訳ではない。

固定費などの、見てくれが”少ない”と思える金額の積み上げ。

そこに着眼して確実に手を打っていかなければ、何も変わらないだろうなと思う。

意識していないところで、出費が嵩んでいくのだ。

  

 

元相棒の会社を辞めた後の状況を偶然知ったのですが、正社員での就職は出来ず契約社員で現在の手取りも20万円を下回る額で生活が厳しいのだと。

でも以前の手取り5.7万円(売上により無しの月もあり)に比べたら、それ以上の収入を得られる事にはなっているので、世間に感謝せにゃいかんですよね。

 

収入については、そこで働いている分だけじゃなく、別口で得られる事もこれからの社会では模索していかないといけないと感じます。会社が従業員を守ってくれる時代は確実に終わりましたから。

 

人に生活費を下げるアドバイスをした私自身、収入に関しては同じ様な状況であったため、ひとつひとつ毎月の固定費を引き下げていきました。人に言うだけで自分はやってませんではいけませんのでね(;^ω^)

車も軽自動車に変え、保険、個人年金も最低額に変更(本当は解約したかったが)。

 

 

口癖

元相棒の口癖は「金がない」でした。毎回聞いてて「そりゃそうだろう」と思ってましたけど。

最初の頃は「じゃあこうしたら?」と真面目に取り合ってましたが、最後の方は「大変だね」としか言ってなかった気がする(;^ω^)

 そんな口癖を言い続けるのは結構悪い事だなって思います。

 

常にそんな事を言ってれば、潜在意識に言った言葉はインプットされていきますから、「金がない」という状況を作り出してしまう、まさに泥沼。

辞めた後の状態を聞いた時に、「やはりそうなったか」と思いました。

 

|あとがき

元相棒も収入面でいえば、間違いなく経営者やってた時より良くなってるんだから、そこの部分フォーカスしないと、今やってる仕事が辛くなるだけです。

 

今を見て幸せを感じ取れってやつです。

先々の事ばかりに意識を取られ、今の幸せを見ない行為は愚か。

 

私は今無職ですが、不幸のどん底にいるという感覚はありません。

現時点で生活するに困ってはいないのですから。

決して最高に幸せではありませんが、なんとかこうして生きていけるという事実があるだけでも、今は良いではないかと感じます。

これまでずっと働いてきたので、一緒に住んでいる両親に何だか悪いなという罪悪感があります。「働かざるもの食うべからず」が染み付いていますね。

 

私もずっと無職でいるつもりは無いので動き始めます。

年齢の事もあり、すんなり決まる事はないだろうと思うので、どれくらい期間がかかるかは分かりませんが、次は就職活動を楽しもうと思います。