どもKENTEKOです。
~エピローグ~
私は、2017年に新卒入社した会社を退職しました。
その会社で入っていた確定拠出年金を「企業型」から「個人型」へ変更しました。退職時点の掛け金合計は、3,807,152円。
そして、積み立てるお金も無かったので、その時点での投資額で打ち切りとする「運用指図者」にしての切り替え。
確定拠出年金は、定年時の退職金の認識だったため、当時の会社でも多くの人が元本割れする恐れの無い「定期預金」に回している状況でした。私も例に漏れずにそうしていました。
投資を経験した事の無い人にとっては、訳のわからない事に大切なお金を使えない、という感覚。
実際会社から急に「あなたたちの退職金を確定拠出年金という形で積み立てていきますので、運用は各自で行って下さい。」と、いくつかの冊子を渡され「後はよろしく」でスタートしたのですから、そりゃ不安しかないですよね(笑)
そんな感じで、この拠出年金については、特に触る事もなく寝かしていた状況です。
~変化~
投資商品に変化を付け始めたのは2019年末頃。
起業はしたものの事業が伸び悩み、無収入で二年目が経過した頃「そういえばあったな」という感じで、あれからどうなっているかなと見てみましたところ、組み込んであった商品が「定期預金」なだけあって、特に変化は無しでした(笑)
事業が上手くいっていなかったことや退職金の積み立てであったこともあって、元々無かったお金という認識に切り替え、守ってばかりいてはお金は増えないと、今までまったく意識してこなかった『外国株式』に割合の多くを移動させる事にしました。
その時の気持ちとしては「これでダメであっても仕方がない。元々無かった物と思えばいい。」というギャンブラー精神で(;^ω^)
~なぜ外国株式投資なのか~
そんなきっかけにより、2020年の年初頃から運用商品の乗り換えをしていきました。
現在では65%が外国株式になっています。
なぜ「外国株式」なのか、ですが、ここ10年の推移をみていけば下がっていないからです。
日本は「失われた30年」という経済成長の低空飛行をずっと続けています。それも下手したら「失われた40年」に突入しようという間違った勢いがあります。
そのころ海外では、労働者所得が2~3倍といった発展を続けている訳で、日本国内の投資、ましてや定期預金の金利が1年もので0.002%、高いところで0.25%といった状況で、これは投資とは呼べずもう死に金の類になりつつある。でも日本人は、元本が減る事が一番怖い事であるので、それでも定期預金に資金を寝かしておく。
そして銀行は、預かった資金を国内投資に回す事が難しく、変なファンド商品に大金を注ぎ込む始末。
そんな構図を見てきて、お金が仕事をしにくい場所に場所にお金を置いといても増える訳もないのである。
左記に書いたが、「元々無かったお金と思えば」という事が大きな後押しになった。
~それから~
2021年5月28日のNYダウ続伸につられ、ついに追加投資無しで利益額100万を達成!!
やはり強いリーダーシップで引っ張られている国は違うなぁ~と実感。
しかし、投資は良い時もあれば悪い時もあるという事は理解しておきたい。
私も、2020年は色々運用商品を変えていたが、運悪くドンピシャで値下がりして一気に三十万近くマイナスになった時もあった。
損切りをしてやり直しと、ずっと利益が出続けていた訳ではない。
こういう運が良い時の記録も残しておくと、『山あり谷あり』を思い出し、まだまだ色々とチャレンジできる気がするのだ。