どもKENTEKOです。
新しく同僚となったBさん、社員ではなく軽貨物の業務委託ドライバーさんでした。
現時点での社員は私だけになったのだなぁ。
Bさんは至って普通の感じの方。
軽貨物経験のネガティブな内容を聞かされました。
「まぁそうなるですよね~」って相槌ばかりになってしまい(;^ω^)
要約すると、昔から変わらない足元を見て買い叩くクライアントが多くて中々稼げない。
そこでは稼げないから一定期間を以って取引を見直す(価格交渉するも多くは取引解消)、なので稼げなくなってきて、といった流れ。こういう話、よく聞きますね。
本人としては、宅配みたいなせせこましいのは向いていないという事だったので、スポットの遠距離を多めにやっていたとの事。
そこそこの稼ぎにはなるが車の消耗が激しいので、近距離での仕事を探していたら偶然この仕事に声をかけてもらったのだと。
これも縁ですね。
今回の業務委託報酬についても教えてくれて、単純に今回入るこの仕事だけではやっていけない事もあって、早朝、夜間とアルバイトに入っているとも。
それを聞いてて、自分が一番嫌う”長時間拘束”の最たる状況になっていることに身震いしまいした。長時間拘束は、新卒入社直後からスタートしたので、もうその世界には戻りたくないんですよね(;^ω^)
それだけやって、月に5000~1万円貯金できればいいかなってくらいの状況らしく。
う~ん、やっぱり軽貨物厳しい~って思った。
日本で『生産性を上げる』みたいな事を実践するとき、こんな感じで一日の時間を潰して働く方向に向かいやすいんですよね。単価を上げないのは経営者の怠慢でもあるのですが、市民の経済力が追い付いて行かない。
追いついていかない理由は、控除される額が多すぎるから。
時間単価が安いのが生産性が悪い事の最たる原因で、時間単価を如何に上げるかを考えていかないといけないとは分かっていながら、ついつい楽な方向に流れてしまうのも分かります。でも本当に楽かと言えば、決して楽ではないんですよね。「合っている」から楽に思えるだけで。プロスポーツ選手の理論。
私が勝手に身震いしていても、本人が納得してやっているのであれば、外野からとやかく言われる筋合いではないので「大変ですね~」とそつのない反応をしてました。
多くのクライアントは、軽貨物を小規模輸送のサブスクみたいなノリで使い、定額で働かせ放題みたいな状態なんだなって思います。
個人事業主なんで労働基準法に守られない立場とはいえ、無理が利くまでは良いとしても、使い捨て枠で考えられてしまったらちょっと切ない。
この流れでいくと、定年後年金を受け取りながら、生活費の穴埋めをする金額が手残るくらいの労働でいい頃にはアリかなとやっぱり思った。
今回の話は、私が話す事が出来た三名のドライバーの方々には、かなり共通する傾向があるなって感じた。
当然ですが、世の中にはそれなりに稼げる案件もあると思います。
これは情報収集能力と営業力、あとは運も関わって来て、上手くそういう仕事がスポンと嵌まると気持ちいいですよね。
あまり他者のネガティブに飲み込まれない様に注意して、ほどほどの距離感で接していこうと思います。